9月8日午前11時に徳島地方気象台は、徳島県東部で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。また午前5時気象庁が島根県では雨が降り続き、大雨災害発生の危険性が高まっていると発表しました
【徳島県南部に「線状降水帯」 気象庁 厳重警戒呼びかけ】https://t.co/NbtI0GywpZ
— 日テレNEWS (@news24ntv) 2021年9月8日
気象庁によりますと、徳島県南部では「線状降水帯」が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続いています。気象庁は、災害の危険度が急激に高まっているとして、緊急の情報を出し、厳重な警戒を呼びかけています。 pic.twitter.com/ZVfCycB5EU
最も危険なレベル5が発令されました
令和3年9月8日(水)午前7時30分、那賀町、海陽町に大雨警報が発表されたことから、徳島県は同時刻災害対策連絡本部を設置しました。
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル4)
<徳島県>
海部郡牟岐町:全域
海部郡海陽町:宍喰、海南、海部の全域
<高知県>
安芸郡東洋町:全域