インスタグラム（Instagram）は2021年8月30日より、全ユーザーに生年月日の登録を義務付けると発表しました。生年月日をまだ登録していない場合、Instagramを開いた際にその情報を入力するよう求められる。何度か通知が表示され、ある時点までに登録しなかった場合、登録しなければInstagramを利用できない利用停止状態になります。
このアップデートは、若いユーザーを保護するために開発中の新機能に向けた下準備でもあるという。またセンシティブまたは生々しい投稿を表示する前にも、生年月日の入力を求められます。
インスタグラムでは18歳未満のユーザーをターゲットとした広告を制限しており、生年月日の登録を必須とすることにより、この対策をさらに多くの人に適用できるとしています。2019年から新規アカウント作成時に生年月日の登録を求めているが、ユーザーが事実と異なる情報を入力する場合があることを認識しているという。
「これに対処するための新たな仕組みを開発中だ。（中略）人工知能を使って、例えば『誕生日おめでとう』などの投稿から年齢を推測する。将来的に、誰かが一定の年齢を超えていると申告し、当社の技術がそうではないと判断した場合、年齢を確認するオプションのメニューを表示する」
