8/14(土) 2:15長崎県、佐賀県に大雨特別警報が発表されました。これらの地域では、これまでに経験したことのないような大雨となっています。何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する状況です。命を守るために最善を尽くさなければならない状況ですので、最大級の警戒をしてください。
▼大雨特別警報 14日(土)2時15分発表
長崎県東彼杵町
長崎県川棚町
長崎県波佐見町
佐賀県武雄市
佐賀県嬉野市
▼大雨特別警報 14日(土)3時30分発表
佐賀県多久市
佐賀県小城市
佐賀県大町町
佐賀県江北町
佐賀県白石町
今後も新たな地域で特別警報が発表される可能性があります。特別警報の発表されるような状況になってからでは逃げ遅れるおそれがあるため、早めの避難行動をお願いします。
避難指示と避難場所はどこでしょうか?気象庁によりますと、長崎県で降りはじめからの雨量が800mmを超えました。長崎県雲仙市のアメダス雲仙岳では、11日(水)からの総雨量が800mmを超えました。このほか福岡県大牟田市、佐賀県佐賀市など広い範囲で総雨量600mm以上の記録的な大雨となっています。
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル5)
- 長崎県東彼杵町
- 長崎県川棚町
- 長崎県波佐見町
- 佐賀県武雄市
- 佐賀県嬉野市
- 佐賀県多久市
- 佐賀県小城市
- 佐賀県大町町
- 佐賀県江北町
- 佐賀県白石町