7月12日午後12時10分島根県県災害情報ポータルサイトで、島根県松江市で大雨の影響で市北部を流れる千酌川から水があふれ、浸水被害が発生して土砂災害の恐れがあるとして、松江市の島根地区、美保関地区、秋鹿地区、大野地区、古江地区、鹿島地区を対象に象に警戒レベル4となる「避難指示」を発令しました。避難所は下記の通りです。高い場所への避難を呼びかけています。
避難情報
〔警戒レベル4避難指示〕島根地区、美保関地区、秋鹿地区、大野地区、古江地区、鹿島地区〔警戒レベル3高齢者等避難〕東出雲町、竹矢町
開設済み避難所
川津公民館、朝酌公民館、本庄公民館、持田公民館、城東公民館、城北公民館、城西公民館、法吉公民館、古江公民館、秋鹿公民館、大野公民館、生馬公民館、雑賀公民館、朝日公民館、白潟公民館、乃木公民館、忌部公民館、竹矢公民館、津田公民館、大庭公民館、古志原公民館、鹿島公民館、八雲公民館、玉湯公民館、宍道公民館、八束公民館、東出雲公民館
道路全面通行止め:2箇所
主要地方道松江鹿島美保関線(野波保育所から歴史民俗資料館)※15時ごろ規制解除予定
主要地方道松江鹿島美保関線(詰坂トンネル)
【問合せ先:松江県土整備事務所(0852-32-5740)】
休校
〔臨時休校〕島根小・中、美保関小・中、本庄小・中、東出雲中・揖屋小・出雲郷小・意東小、鹿島中
〔自宅待機〕市立女子高がけ崩れ
島根町地内【現在調査中】
土砂崩落:1箇所(主要地方道松江鹿島美保関線美保関町笠浦付近)
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル4)
島根地区、美保関地区、秋鹿地区、大野地区、古江地区、鹿島地区