7月7日午前5時ごろ島根県県災害情報ポータルサイトで、島根県雲南市で大雨の影響で土砂災害の恐れがあるとして、雲南市全域の 3,814世帯 対象人数10,792人を対象に避難指示を発令しました。午前7時時点で避難所は開設しておらず、高い場所への避難を呼びかけています。
【線状降水帯を検知】
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2021年7月6日
松江地方気象台は今日7日(水)5時09分に、島根県東部で線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫等に警戒してください。https://t.co/Nn8dFkvlMy pic.twitter.com/Mucze5zmRN
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル4)
発令された情報
発令日時 対象地域 種別 対象世帯数 対象人数
2021年7月7日
5時57分
加茂町
避難指示
2,060 5,775
2021年7月7日
5時57分
大東町幡屋地区
避難指示
452 1,390
2021年7月7日
5時57分
大東町春殖地区
避難指示
712 2,120
2021年7月7日
5時57分
大東町海潮地区
避難指示
590 1,507