7月3日午前3時ごろ神奈川県災害情報ポータルサイトで、横浜市金沢区で大雨の影響で土砂災害の恐れがあるとして、同市内の528帯数1177人を対象に避難指示を発令しました。午前3時時点で避難所は開設しておらず、高い場所への避難を呼びかけています。
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
避難指示(緊急) (警戒レベル4)
六浦南一丁目の一部(土砂災害) 対象世帯数:2世帯 対象人数:11人
高舟台二丁目の一部(土砂災害) 対象世帯数:10世帯 対象人数:22人
東朝比奈一丁目の一部(土砂災害) 対象世帯数:11世帯 対象人数:24人
東朝比奈三丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:4世帯 対象人数:9人
六浦南三丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:6世帯 対象人数:13人
六浦南五丁目の一部(土砂災害) 対象世帯数:19世帯 対象人数:42人
六浦南四丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:238世帯 対象人数:528人
六浦東二丁目の一部(土砂災害) 対象世帯数:29世帯 対象人数:64人
六浦東一丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:27世帯 対象人数:60人
六浦五丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:13世帯 対象人数:29人
西柴二丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:52世帯 対象人数:115人
大道二丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:58世帯 対象人数:129人
大道一丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:8世帯 対象人数:18人
釜利谷東三丁目の一部(土砂災害)対象世帯数:3世帯 対象人数:7人
朝比奈町の一部(土砂災害)対象世帯数:48世帯 対象人数:106人
対象世帯数 528
対象人数 1177