2021年5月26日の夜に皆既月食スーパームーンがみれます。皆既月食スーパームーンは関東では月が欠け始めている状態で昇ってくる「月出帯食」で全過程は月の出のころから午後22時前までです。皆既月食が見れる時間は午後20時11分~26分のわずか15分間です。お見逃しなく!
皆既月食スーパームーンが見れる場所
北海道西部や東北西部、中部地方西部、西日本では月が欠け始めている状態で昇ってくる「月出帯食」がみれるようです。部分食を最初から見ることができます。
月食の開始時間
月食の開始時間は午後18時45分ころで満月が地球の影に入るので月が欠け始めます。北海道西部から中部地方より西の地域ではそれより遅い時間に月が昇ってくるので、部分月食の始まりは見ることが出来ません。部分食開始後に、一部が欠けた月が昇ってくることを「月出帯食」と呼ぶようです。
月は低い位置
月は低い位置に出るため周りに建物や障害物がある場所ではみることができません。少し高い位置から見た方が長い時間月食をみることができます。その後、月はだんだん高くなっていき暗い部分が次第に広がっていきます。
赤みを帯びた満月(26日18時30分ライブ中継)
そして部分食開始から約1時間30分後の20時11分に月全体が地球の影に入り、皆既月食の状態になります。この皆既状態は20時26分までしか続かないので、皆既月食のハイライトである「赤みを帯びた満月」が見られるのはわずか15分弱しかないようです。20時26分に皆既食が終了すると、月は明るさを取り戻していきます。そして約1時間30分後の21時52分、部分食も終了し、白く丸い満月が南東の空に輝くようになります。