11月15日すかいらーくホールディングスはファミリーレストラン「ガスト」や「ステーキガスト」などの約100店舗を閉店すると報じられました。2022年12月期第2四半期決算では売上収益が1416億円(前年同期比11.8%増)、税引前損失38億円(前年同期は19億円の損失)となっており、約20億円の赤字だそうです。
閉店する店舗名はどこ?
100店舗閉店する店名はどこでしょうか?東北、北関東、中国、四国、九州地方の幹線道路沿いの店舗など郊外型の店舗を中心に不採算店舗を閉じるそうです。従業員の雇用は維持するとしています
9月から400店舗閉店時間繰り上げ
2022年9月から400店規模で閉店時間を最大1時間、繰り上げることが分かりました。繰り上げの対象となるのは、主力の「ガスト」や「バーミヤン」など全国およそ400店舗で、都心部や郊外型など夜間の利用客数が特に落ち込んでいる店舗を中心に、9月から閉店時間を30分または1時間繰り上げ、午後10時半または11時となります。
ネコ型ロボットを導入した店舗は残るのか
スカイラークグループでは食事を配膳するネコ型ロボットを2022年4月までにしゃぶ葉は全店、ガストは全店舗の約半数の計1000台導入されたようです。この店舗は生き残っていくのでしょうか?ファミレスの「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などの店舗があります。和食の「夢庵」「藍屋」なども対象になるのでしょうか?
新型コロナウイルスの感染拡大で年末年始や深夜の客足が減ると判断しすかいらーくは働き方改革を進めており担当者は「従業員のワーク・ライフ・バランスを重視し、家族や大切な人と過ごしてもらえるシフトを行っていくとみられています。
「ジョイフル」全国で200店閉店
需要回復見込めないと判断
ファミリーレストランのジョイフルでも、全国の直営店の約3割にあたる200店程度を順次、閉店すると発表しました。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、需要の回復が見込めないと判断したからのようです。ジョイフルは、九州を中心に直営で713店を展開していて緊急事態宣言の発令後に300店以上を臨時休業した結果、4~5月の既存店売上高は、前年同月と比べていずれも5割以上、落ち込んだそうです。宣言解除後は感染防止策を徹底して再開していますが、収益の改善が期待できない店舗は閉めることにしたそうです。
「ロイヤルホスト」も70店舗閉店
ファミレス業界は新型コロナの影響で経営環境が悪化しており、「ロイヤルホスト」を展開するロイヤルホールディングスも、全国で約1割にあたる約70店を2021年末までに閉めると発表していました。
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