9月23日ＪＲ長崎本線と佐世保線が合流する江北町の「肥前山口駅」は西九州新幹線の開業に合わせて「江北駅」に駅名が変更されました。「最長片道切符の旅」一筆書き終着駅は長崎県の新大村駅になります
肥前山口駅の駅名は、大正２年に当時の「山口駅」から変更されて以降、１００年以上にわたって親しまれてきましたが、江北町は、町の知名度向上を狙って去年、西九州新幹線の開業に合わせ変更することを決めていました。
西九州新幹線開業。肥前山口も江北に。 pic.twitter.com/ex3WgHJiLk
— 長崎県研究所 (@nagasaki_Labo) 2022年9月22日
肥前山口駅では２２日夜、特急「かもめ」の最後の列車を見送る式典が行われ、「江北駅」の看板に掛け替えられることになっています。肥前山口駅は鉄道ファンの間で、「最長片道切符の旅」の終着駅としても知られてきました。
明日から江北駅になる肥前山口駅の粋な計らいに涙
— きたはつとみ (@kitaha2sl10) 2022年9月22日
2022/09/22 pic.twitter.com/MnxuE3ZWSD
最長片道切符は同じ駅を通らず、全国のＪＲ鉄道網を“一筆書き”でたどるルートの片道乗車券で、北海道の稚内駅から本州や四国、九州の各地を経て肥前山口駅が終着駅とされてきました。西九州新幹線の開業で一筆書きのルートが変わるため、終着駅は今後、長崎県の新大村駅に移るということです。
西九州新幹線は朝日に照らされながら、新大村駅を発車しました！ pic.twitter.com/FWMTHSnnM6
— てくてく@九州 (@tekubutsu) 2022年9月22日
終着駅ではなくなってしまうことについてネット上では鉄道ファンを中心に、「ゴールでなくなってしまう」「記念碑は撤去されるのか？」などと、議論が巻き起こっています。これについて江北町の山田恭輔町長は２２日、「ＮＨＫで最長片道切符の旅のテレビ番組が放送されたことを記念して作られたものなので撤去はせず、私たちの町の歴史として残したい」と話し、記念碑は残していきたいとしています。
日付変わって肥前山口駅から江北駅に変わりました！ #肥前山口 #肥前山口駅 #江北駅 #JR九州 pic.twitter.com/XeWqcy0IRZ
— Wildfancy (@wildfancy_nae) 2022年9月22日
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