9月16日総務省は放送倫理番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が今月9日、「重大な放送倫理違反がある」とする意見書を公表したNHKが昨年末に放送したBS番組「河瀬直美が見つめた東京五輪」で誤った字幕を付けた問題でNHKに注意の行政指導をしたと報道されました。「視聴者の信頼を著しく損なうもので、誠に遺憾」と指摘、再発防止策を徹底するよう求めたそうです。
「『河瀬直美が見つめた東京五輪』では、反対デモに参加しているという男性がお金をもらって動員されたと放送したが、大会の1年後には、実際に不正な金をもらっていたのは運営側だったことが発覚するとは何とも皮肉だ」https://t.co/bIpQ4W5FCN
— 石垣のりこ (@norinotes) 2022年9月10日
番組はNHK大阪放送局が制作した。事実確認を怠ったまま、取材で出会った男性の映像に、お金をもらって五輪反対デモに動員されたという誤った字幕を付けて放送した。