7月23日午前8時45分頃、岩手県金ケ崎町西根吉田沢西根のため池「吉田沢堤」で、周囲の草刈り作業をしていた近くの農業の57歳男性の宮舘晃さんと会社員の62歳男性の齊藤春喜さんが溺れたと119番があった。2人は救助されたが、同県奥州市内の病院で死亡が確認された。
奥州署によると、農業男性が誤って池に転落し、会社員男性も助けようとして池に入って溺れたとみられています。警察によりますと、2人が溺れたところは水深が2メートル30センチほどあり、泥がたまって水草が生い茂っていたということです。
2人はため池周辺の水路を管理するグループのメンバーで、事故が起きる15分ほど前から合わせて14人で草刈り作業をしていたということです。警察はコンクリートで舗装されたのり面で作業している際に宮舘さんが誤って転落したとみて、詳しい状況を調べています。