7月17日午前6時30分頃、宮城県大崎市名蓋川が決壊!緊急安全確保(警戒レベル5)を発令しました。対象地域は古川地域矢目地区で避難場所は古川第五小学校体育館になります。古川矢目地区の方は大至急、近くの安全な場所に緊急避難するか、屋内の安全な場所に避難するなど、命の危険から身の安全を可能な限り確保する行動をとってください。
【警戒レベル5 命を守る行動を】
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2022年7月15日
宮城県松島町に続き、宮城県大崎市の古川地域矢目地区にも「緊急安全確保」が発令されました(名蓋川が決壊)。
浸水による被害が相次いでいます。雨のピークを越えたあとも被害拡大のおそれがあります。https://t.co/mKKZJtawvi pic.twitter.com/flpla4Lx4S
対象地域
古川地域矢目地区
理由
名蓋川が決壊
行動要請
古川矢目地区の方は大至急、近くの安全な場所に緊急避難するか、屋内の安全な場所に避難するなど、命の危険から身の安全を可能な限り確保する行動をとってください。
避難場所
古川第五小学校体育館
ライブカメラ映像
こちらで24時間無料でライブカメラを視聴できます。氾濫してからでは避難が困難になる場合もあります。早めの避難を心がけてください。
雨雲レーダー
色が赤いほど雨が強くなります。時間ごとの雨雲の動きを確認することができます
大雨警報や土砂災害の危険がある場合に発令される避難指示はその地域の人は全員避難しないといけないのでしょうか?自宅内でも安全な場所なら避難とみなされるのでしょうか?避難指示は強制なのか任意なのか、また罰則があるのかなど調べてみました
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
この情報で、土砂災害が発生する危険性の低い場所にいる人までもが避難する必要はありませんが、危険を感じた場合には、たとえ避難指示が出ていなくても、躊躇せずに安全な場所へ避難するなど身を守る行動をとってください。ただし、外に出て避難することが、すでに危険な場合は、無理をしないで建物内にとどまり、上の方の階や、崖や斜面の反対側の空間など、少しでも安全なところに移動して身を守ってください。