2月4日、大阪市西区九条南１丁目１２−５４の大阪市消防局が、高齢者施設で療養する新型コロナ患者の症状が悪化した場合でも、すぐに119番通報するのは控えるよう、「コロナで症状悪化しても119番控えて」という内容のメールを市福祉局を通じて市内の施設に送って通知していたことがわかりました。緊急時も救急車を呼んではいけないのでしょうか？通知の意図と理由はなんでしょうか
なぜ通知を出したのか
高齢者施設からの救急要請に、施設の医師、看護師等による観察や酸素投与等必要な処置が施されている状況でも、保健所を介さず直接119番通報されている事案が見受けられるとして、まず相談先として区の保健福祉センターや、市保健所の自宅療養者向け窓口を紹介しているとのことのようです。
緊急時でも救急車を呼んではいけないのか？
施設関係者は「救急に電話するなという趣旨なのか？」と言った内容の意見があり市消防局は「119番してはいけないということではなく、救急隊が到着してもすぐに病院に搬送できないため、保健所を通じて入院先を調整する必要がある」と説明しているそうです。119番をもらっても長時間、病院のベッドが空くのを待つような状況になっている」ため「救急車が逼迫する中、多くの人を搬送につなげる必要がある」ためだとして理解を求めています。
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