9月16日11時40分に宮崎市に緊急安全確保が発令されました。台風14号周辺の湿った空気が流れ込み、宮崎市周辺には活発な雨雲がかかり、同じようなところで非常に強い雨が降り続いています。土砂災害や道路冠水、河川氾濫などの災害が既に発生していてもおかしくない状況です。そのため、緊急安全確保が発令されました。
緊急安全確保 発令
宮崎市 青島地域、木花地域
このあとも発達した雨雲が流れ込みやすい状況が続きます。すでに24時間で200mm近い雨量が観測されており、土の中の水分量が多くなっています。土砂災害の発生にも厳重な警戒が必要です。また、中小河川が一気に増水して、氾濫するおそれもあります。できるだけ身の安全を確保できる行動をして、安全に過ごすようにしてください。
令和3年5月20日から以前あった避難勧告は廃止になり避難指示に統一されました。内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合は危険な場所から必ず全員避難が必要としています。また高齢者や障害のある人はレベル3で避難を開始してください
あなたの家の近くを流れる川は、どんな川ですか?もし氾濫したら、そこは安全といえますか?
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年8月13日
「気づいたら水が押し寄せてきた」
そうなる前に見てほしい川の脅威と避難のポイントです。https://t.co/KTwT8E5B0p#NHKモバイル動画 pic.twitter.com/arkffGvsWi
避難指示が出たら
避難指示が出た場合近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではありません。「避難」とは「難」を「避」けること。下の4つの行動があります。
- 行政が指定した避難場所への立退き避難
- 安全な親戚・知人宅への立退き避難
- 安全なホテル・旅館への立退き避難
- 屋内安全確保
屋外に出ると更に危険がある場合は、必ずしも避難所に行く必要はありません。その場所が本当に安全かハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し自宅にいても大丈夫かを確認することが必要です。
①家屋倒壊氾濫想定地域に入っていないこと
②浸水深より居室が高い
③水がひくまで我慢が出来、水食糧などの備えが充分
※土砂災害の危険がある区域では立退き避難が 原則です
上記3点がクリアできればその場で避難とみなされます。また河川の氾濫などは急激に水かさが増す可能性があります。可能な限り早めの避難所への避難を心がけてください
氾濫警戒、避難指示(緊急) (警戒レベル5)
2021年9月16日11時40分
木花地域 緊急安全確保
2021年9月16日11時40分
青島地域 緊急安全確保
2021年9月16日11時10分
北川内町 避難指示
2021年9月16日11時10分
古城町 避難指示
2021年9月16日11時05分
南方/大字郡司分/本郷1丁目、2丁目/希望ケ丘2丁目
避難指示
2021年9月16日10時30分
清武地域 避難指示
総世帯数/総人数 17,202 36,762人