8月26日未明、北海道の札幌市西区宮丘公園付近で、車を運転していた男性から「子グマ1頭がいる」と警察に通報がありました。道路を全速力で走る黒い生物は、体長70cmほどの子どもとみられます。
札幌西警察署からです。きょう午前2時5分頃、札幌市西区西野付近において熊が目撃されています。熊を発見した場合は、不用意に近づくことなく安全を確保した状態ですぐに110番通報するようお願いします。#札幌 #クマ出没 #注意
— TVhテレビ北海道 ニュース (@TVhnewsprogram) 2021年8月26日
目撃された場所は、住宅街に囲まれた宮丘公園で近くには、小学校や中学校もある。クマは、宮丘公園から大きな通りを渡り、川のほうに行った。実は、この現場の近くでは、17日にもクマが目撃されている。
目撃者「柵を乗り越えて、道路を渡って、自分の車の前を通った。びっくりした。こんなところに出るんだと。怖い」
札幌市環境局 環境共生担当課・清尾崇さん「いずれも大きくない個体なので、同一個体の可能性も高いと思う。目撃は朝や夜が多いので、不要な外出はせず、外に出るときは音を立てるなど、注意してほしい」近くの小学校では、児童の登下校を教員が見守る事態に。公園は、9月9日まで全面閉鎖される予定。