中日ドラゴンズの木下雄介投手(享年27)の訃報を受け、愛知県名古屋市のバンテリンドームナゴヤの最寄り駅「ナゴヤドーム前矢田駅」のドラゴンズロードのパネルに、ファンから続々と追悼のメッセージが寄せられています。
花も増えてメモも増えてますね…
— あきんこ (@akinko415) 2021年8月8日
名古屋交通局は球団に片付けるようにと話をしてあるそうです!
駅員さんが話してました…。
球団がきっと献花台を設置してくれると思いますよ…。
それまで待ちましょう…。#中日ドラゴンズ#ドラゴンズロード#木下雄介 pic.twitter.com/dYR2bJ5JAC
地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅からドームへは、駅改札口から地下通路の「ドラゴンズロード」でつながり、ドラゴンズ全選手のパネルが掲出されています。21年3月にオープン戦で右肩を脱臼しリハビリを行っていた木下投手だが、練習中に倒れたことが報じられると、木下投手のパネルに回復を願うファンのメッセージが、7月下旬頃から付箋に書いて貼られるようになったようです。しかし、木下選手は8月3日に息を引取8月6日に木下投手の訃報が報じられました。
現地を何度か訪問しているドラゴンズファンは取材に、7月下旬頃から貼られ始めた付箋は木下投手の訃報後に増え、8月10日時点でもかなりの数が貼られているということです。「このまま増え続けたらパネル写真の木下投手の顔まで埋もれてしまいそうです」と話しているそうです。
パネルの下の地面に花束やメッセージを書いた色紙も手向けられるようになりましたが、献花台などが置かれているわけでもなく球団が認めたスペースではないので前出のファンは「ファンとしては貼るなとも言えないし、貼ってほしいとも言えないし、何とも」複雑な心情を話しているそうです。
名古屋市交通局ナゴヤドーム前矢田駅に現在の状況を聞いたところ木下投手のパネルの付箋はそのままにしていますが、地面の上に無造作に置かれていた花などは現在撤去しているようです。同駅職員は「公共の場でありますので、あまりこのようなものを置いておかれないようお願いします」と話しています。付箋も、時期を見てパネルから撤去する予定だそうです。