8月10日、石川県小松市園町１１０−１の小松市消防本部で、上司の職員用メールに不正アクセスし、人事異動や勤務評価などの情報を閲覧したとして、30代の男性消防士6人を1カ月から3か月の減給10分の1や戒告の懲戒処分にしたと発表しました。
不正にアクセスしたが情報を閲覧していなかった20代と30代の男性消防士2人は訓告とし、山本肇消防長ら上司7人についても管理責任を問い、文書注意としたようです。同本部によると、4月中旬に職員の間で、5月1日付の人事異動の具体的な情報が流れたため調査したところ、消防長らのメールに職員が不正にアクセスしていたことが判明した。パスワードは容易に推測しやすいものだったとみられています。
関与した職員は事実関係を認めており、2016年度から不正アクセスを行っていた職員もいた。同本部は今後、パスワードの管理徹底を図り、全職員を対象に情報管理の研修会を開く。山本消防長は「あるまじき行為であり、このような不祥事を二度と起こすことがないよう綱紀粛正に努めていく」とコメントしているようです。
