去年、京都市山科区にあるで刑務官が複数の受刑者に対して、マスクがずれていたことを理由に「一発芸」をするように強要していたことが話題になっています。京都刑務所の元受刑者の男性によりますと、去年冬ごろ、男性刑務官が受刑者2人に対して、一発芸をするよう強要するハラスメント行為をしたということです。
男性がいた雑居房には当時5人の受刑者がいて,声が大きいなど問題行為がある場合に減点されて、テレビを見ることができなくなっていたようです。男性刑務官は、受刑者のマスクがずれて鼻が出ていたことを指摘し、「減点されたくなければ一発芸をしろ」などとして、受刑者2人に女優や怪獣の真似をさせたということのようです。
被害にあった受刑者は「ゴジラが出てきたところで、びっくりするものまねなんやろうと刑務官が言い出して、お前がしろといわれたんです。刑務官が楽しがっているのか何のためにやっているのか僕にも理解ができないですけど」と話しているようです
京都刑務所は、関係者に謝罪して刑務官を注意したということですが、取材に対して「公表する事案ではないので回答は差し控える」とコメントしているようです。