静岡県熱海市で発生した土石流に伴い通行止めとなっている国道１３５号について、県は台風８号の影響がなければ７月２９日午後３時で規制を解除すると発表しました。
国道１３５号は熱海市の南北を結ぶ主要道路で、7月３日の土石流の発生で逢初橋付近に土砂が流入し、通行止めとなって以来、地域の人たちは市街地への往来で迂回を余儀なくされるなど不便な生活をしいられていました。
国道１３５号は7月29日午後３時からは逢初橋周辺の状況を監視しながら、誘導に従って通行できるようになります。ただ台風８号の影響も心配され、時間雨量１０ミリ以上または連続雨量５０ミリ以上を観測した場合には熱海市東海岸町と神奈川県境の区間は通行止めとなります。
国道１３５号の規制解除に伴い、迂回路として利用されていた熱海ビーチラインの無料開放は終了し、7月３０日の午前０時から通常営業を再開します。また、伊豆スカイラインの無料開放は、オリンピック期間中の８月８日までは継続します。
