東京オリンピックパラリンピック組織委員会は東京五輪の開閉会式コンセプトを発表し開閉会式の製作演出チームのメンバーの、開会式クリエーティブチームディレクターの元ラーメンズの小林賢太郎氏を解任したと発表しました。これに対して麻生大臣の「ナチスに学べ」発言に再批判があつまっています
過去にコントで「ユダヤ人大量虐殺ごっこ」と発言し、その動画がインターネット上で拡散されていた小林氏は解任となりました。そんななか麻生太郎財務大臣の過去のある発言も再注目を集めているようです。かつて麻生大臣もナチスにちなんだ失言をしていたためです。
小林氏は解任なのに…「ナチスに学べ」発言も続投の麻生大臣に再批判
— 木村知 (@kimuratomo) 2021年7月22日
『ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね』
東京に海外メディアが集結。ちょうどいい。この男に、一斉にマイク向けてやれ。 https://t.co/aAGL96p5Lg
時事通信によると麻生大臣は13年7月、憲法改正論議に関連し「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言。ナチス政権の手法を肯定したとも取れるため批判が集まると、発言から3日後、「誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示としてあげたことは撤回したい」釈明をしています。
撤回の効果もあり、辞任はもちろん解任も避けることができた麻生大臣は今もなお、副総理や財務大臣といった重職に就いています。しかし、08年9月から09年9月まで内閣総理大臣を務めたこともあるほどの人物。撤回したとはいえ、「ナチスの手口に学べ」とは、あまりにも問題発言ではなかったのではないかと批判が上がっています。
そのためネットでは「麻生大臣はいいのか」と疑問視する声が上がっている。
しかし、これで解任できるなら「ナチスに学べ」って言ってた政治家の首はなんでまだ繋がってんの?って話よな
— ユンダ (@y00black) 2021年7月22日