7月13日三重県津市栗真町屋町1577の三重大学で、愛知県知多郡美浜町奥田428−1の水族館「南知多ビーチランド」で飼育しているハンドウイルカが水中であくびするのを発見したと発表しました。完全に水中で生活をする哺乳類での観察は世界初だとしています。
イルカのあくびの動画
研究チームによるとあくびの定義は「口をゆっくり開けて空気を吸い、口の大きさが最大に達した後に短く空気を吐いて口を閉じる」とされているようでイルカは呼吸ができない水中であくびをしており、定義を変える必要があると提案しています。
研究チームは、口をゆっくり開け、最大の大きさで維持し、その後急速に閉じる行動を5例発見したと発表しました。6月12日付の動物行動学の国際専門誌電子版に吉岡教授と森阪准教授らのハンドウイルカのあくび様行動に関する論文がBehavioural Processesに掲載されました。