静岡県熱海市伊豆山で7月3日、午前10時半ごろ静岡県熱海市伊豆山４４９−５付近から土石流が発生した件で起点に、2007年に盛り土をした神奈川県小田原市の不動産管理会社が小田原市内11か所でも造成していたことがわかったと日本テレビが報じています。そのうち4か所は宅地として造成されており民家などが建っているとのことで小田原市は安全性の確認をおこなっています。また小田原市の登録簿ではこの不動産管理会社が２００７、０８年に小田原市内２件で宅地建設のための開発許可を受けていることがわかりました。この11か所はどこなのでしょうか？
緊急速報10月28日警察が強制捜査
小田原市が緊急点検を実施
小田原市の守屋輝彦市長は８日の定例会見で、市内の大規模盛り土造成地３５カ所の緊急点検を行い、経年劣化による亀裂などの問題がないことを確認したと発表しました。開発登録簿によると、伊豆山の土石流の起点で盛り土を行った同市の不動産管理会社が造成したケースはなかったとの報道もありました。
小田原市の盛り土の不動産管理会社
小田原市と言えば有名なのは神奈川県小田原市城内２−６ある小田原城歴史見聞館などが有名です。1570年代は小田原城を中心に栄えた街です。この街のどこに不動産会社はあるのでしょうか？報道によるとこの不動産会社の場所はすでに廃墟のようになっており、誰もいないようです。情報によると2006年頃に土地を造成用に取得しましたが資金ショートで2011年に現在の所有者に転売しているようです。
盛り土の影響はあったのか？
専門家によると今回土石流が発生した場所は元々、災害が発生しやすい場所だったようです。その上に盛り土を行ったので盛り土があっても無くても土石流が発生していた可能性はあるようです。また盛り土の重さが土石流の発生の原因に影響していたかはまだわかっていませんが、今回の土石流での被害は盛り土の分が大量の土砂となって流れたことから住宅などへの被害が拡大した要因になっていることは間違いないようです。
小田原市造成マップ
小田原市が公開している小田原市内で大規模な盛り土で造成が行われたマップです。あくまでの大規模のマップですので、小規模や中規模の物は含まれていない可能性があります。
小田原市風祭付近
小田原市城山相洋高校付近
小田原市羽根尾付近
- 小田原市早川付近
- 小田原市城山付近
- 小田原市風祭付近
- 小田原市羽根尾付近
- 小田原市中村原付近
- 小田原市久野付近
市内の大規模盛土造成地の安全性を確認するために、平成29年度に個別の大規模盛土造成地の予備調査を行い、平成30年度にも必要な箇所の本調査を行いました。これらの調査を行った結果、市内の大規模盛土造成地については、危険な箇所は存在しないということが確認できました
2019年に小田原市では安全性の確認をおこなっています。しかし今回の熱海の豪雨は3日間で1か月分の降水量の450ｍｍをこえる量でした。今後このような豪雨が発生した場合は対応できるのかはまだわかっていません。
管理会社名をまとめた記事を発見
こちらに情報がありましたのでリンクを紹介します
