6月20日神奈川県小田原市市環境保護課は小田原市早川、片浦地区を中心に住む猿19匹を全頭駆除すると発表しました。被害は昨年半年で約4千件近くに上り小学生の通学路にも出没し、市は「放置すればいずれ人間に危害を加えるようになる」と危機感を募らせています。県が新たに「管理困難な群れ」と認定し、同市が全頭捕獲による完全駆除に乗り出すと発表しました
小田原市の猿!道路にいた pic.twitter.com/6ptHQRJJfi
— うさ次郎 (@usagiro178) 2021年6月21日
猿の目撃情報
猿は元々は湯河原町の椿ライン沿いの山中に生息し、同町の「広河原」の地名から「H群」と名付けられていました。過去には人に餌付けされて約50匹にも及ぶ群れに拡大し、75年ごろから小田原市西部に移り住むようになったとみられています。
早川紀伊神社付近によく出没し付近のシーサイドアオキというアパートのベランダに糞をしたり屋根の上を歩き回ったりしていました。また神社でも参拝客に危害を加える可能性があると注意を促しています。