神戸市は6月14日、新型コロナウイルスの変異株で、インドで最初に検出された「デルタ株」への感染事例が市内で初めて確認されたと発表しました。感染が確認されたのは10代と20代の外国籍の男性2人で、二人は同居しているとのことです。いずれも最近の渡航歴はなく、軽症ということです。
2人は同じ国籍の4人と昨年10月に留学生として来日しました。6人で一緒に住み、同じ専門学校に通っているそうです。4人のうち1人の感染が分かり、検査やゲノム解析で2人のデルタ株への感染が判明しました。2人は宿泊療養施設に入所しています。 市によると、デルタ株は感染力の強さやワクチンの効果を弱める可能性が指摘されています。兵庫県内でもこれまでに14人の感染が明らかになっています。
世界保健機関(WHO)は5月31日、新型コロナウイルス変異株の名称について、最初に確認された国名ではなく、ギリシャ文字のアルファベットを使うと発表しました。今後、英国、南アフリカ、ブラジルで最初に確認された変異株はそれぞれ「アルファ株」、「ベータ株」、「ガンマ株」と変更します。インドで最初に確認された変異株は亜系統に分かれ、そのうちVOCに相当する「B.1.617.2」系統が「デルタ株」、VOIに相当する「B.1.617.1」系統が「カッパ株」となります。河童がかわいそうだ!
英国=アルファ株
南アフリカ=ベータ株
ブラジル=ガンマ株
インド「B.1.617.2」=デルタ株
VOI「B.1.617.1」=カッパ株
【WHO発表】コロナ変異株に新名称、国名使わずギリシャ文字にhttps://t.co/KTwOSIBahe
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年6月1日
「最初に確認された場所の名前で呼ばれがちだが、蔑称や差別に当たる」と指摘。「事態を避けつつ広報活動を簡素化するため、これらの新呼称を採用するよう求める」と述べた。 pic.twitter.com/qTqyoLrlCV
WHOは声明で、「こうした科学的名称には利点がある一方で、言いづらく、覚えにくく、誤報につながりやすい」とし、「そのため、変異株は最初に確認された場所の名前で呼ばれがちだが、こうした呼称は蔑称や差別に当たる」と指摘。「このような事態を避けつつ広報活動を簡素化するため、WHOは各国当局や報道機関などにこれらの新呼称を採用するよう求める」と述べました。
24文字あるギリシャ文字のアルファベットを使い果たした後の名称をどうするかは未定だということです。エプシロン、ゼータ、エータ、シータ、イオタは既にVOIに割り当てられているとのことです。
最初の水際で追跡しにくくなる
— 悲恋@伝説S (@ikuzaa0show) 2021年6月1日
覚えにくいから対応表ができる
使い切ったらどうするのか考えてない
テドロス
「コロナ変異株に国名使わず WHO、風評被害排回避」
「新名称、ギリシャ文字を使用 、今後は英国株はアルファ、南アフリカ株はベータ、ブラジル株はガンマ、インド株はデルタとする」 https://t.co/qr0r3b9VYJ