黒澤映画で活躍の個性派俳優 「影武者」でブルーリボン賞新人賞を受賞した隆大介さん64歳が4月11日に頭蓋内出血で死去していたことがわかりました。隆さんは4月9日~10日に出演作品のプロモーション撮影に参加していましたが4月12日に事務所との打ち合わせに顔を見せず不審に思った事務所スタッフが翌日の朝、自宅を訪れたところ施錠されていたため警察官の立ち会いで、部屋に入ったところ、ベッドの上で亡くなっている隆さんを発見したそうです
黒澤明監督の映画「影武者」「乱」に出演するなど個性派俳優として活躍した隆大介さんが11日に頭蓋(ずがい)内出血のため亡くなりました。葬儀は親しい知人と事務所スタッフで済ませお別れ会の予定はなようです。
遺作は金子修介監督の映画「信長の父~信虎~」で2019年12月に撮影を終えていましたが、コロナ禍で公開が今秋に延期されていました。1975年に仲代達矢、宮崎恭子夫妻が始めた俳優育成の「無名塾」に1期生として入塾し、1980年には黒澤作品の名作「影武者」で織田信長を演じ、ブルーリボン賞新人賞を受賞しました。NHK大河ドラマ「峠の群像」など4作品に出演し個性派俳優として数多くの映画、ドラマに出演していました。