4月21日に神奈川県横浜市栄区公田町354−3 にある横浜市立公田小学校で、理科の実験をしていた小学生が体調不良を訴え、5人が病院に搬送されました。警察などによりますと、21日午後1時前、横浜市栄区の公田小学校で、「理科の実験中に具合が悪くなった子が9人発生した」と通報がありました。
問い合わせ
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公田小学校
理科の実験の授業を受けていた小学6年生9人が吐き気や頭痛を訴え、5人が病院に搬送されていて、このうち女子児童1人が中等症だということです。保護者「一部せきこんでいる子がいたりしたので、どうしたのかなと思って。うちにも子供がいるので心配で来ました」当時、理科の実験室では物を燃焼させる実験が行われていたということで、警察は詳しい経緯を調べています。
※中等症とは、傷病程度が重症または軽症以外のものをいう。
症状のランク
- 軽傷
- 中等症
- 重症
- 死亡
どんな実験を行ったか
午前10時45分から理科室で6年生28人が授業を受けており、ろうそくを使った燃焼実験をしていたようです。酸素や窒素を使った燃焼実験をしていて、2人が授業中に気分が悪くなり、教室に戻った後にさらに7人が体調不良を申し出たそうです。頭痛などの体調不良を訴えた男女5人の児童が救急搬送されたようです。
一般的に小学校でおこなわれる実験では理科室で児童と教諭1人がいて実験をおこないます。燃焼実験ではカセットコンロを使い鉄や銅の熱伝導の実験などがあります。実験の際、十分な換気をしていたということですが、一酸化中毒のなどがおこる可能性があるということです
理科実験用ガスコンロ使用上の注意点
① ガスボンベが正しく取りつけられているか確かめる。
(ガスボンベの切り込みを上にして、カチッと音がするまで動かして取りつける。)
② つまみをカチッと音がするまで回して火をつける。
(火がつかなかった場合は『消』に戻してからもう一度やり直す)。
③ 炎の大きさは、実際につまみ1とつまみ3の場合の炎を例示して、つまみを回して
炎の大きさを調節する。
④ 周囲に燃えやすいものを置いてはいけない。
(火が移って燃え広がる危険があるので)
⑤ 火を消してもよく冷めるまでさわってはいけない。
(しばらく熱いので火傷をする危険があるので)
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