兵庫県芦屋市役所の市長室窓口に4月14日午前10時すぎ、ライトグレーのジャケットに帽子をかぶった70代くらいの男性が訪れ、封筒と手紙をカウンターに置き、名前を告げずに立ち去りました。職員が確認すると、封筒の中に「支援金」と書いた別の封筒があり、現金１００万円が入っていたそうです。
男性の特徴
芦屋市によると、手紙は市長宛てで「ヤングケアラー」の支援に役立ててほしいという趣旨を筆で書いてあったようです。男性の特徴は７０代くらいでライトグレーのジャケットに帽子をかぶっていたそうです。ヤングケアラーは家族の介護や大人が担うべき家事を日常的にしている子どもを指し、学業や進路に影響したり、同世代で孤立したりする問題が指摘されていました。
市は「介護を巡る課題の重みを改めて認識した」と説明し寄付金として積み立て「男性の意向に沿った支援に使いたい」としています。
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