徳島市で3月14日午後1時過ぎ、アイドルグループのライブが行われた雑居ビルに放火したとして、現住建造物等放火容疑などで逮捕された無職の容疑者が「京アニ事件をまねした」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。容疑者は事件直前にガソリンを購入しており、県警は2019年7月に36人が犠牲になった京都アニメーション放火殺人事件を模倣したとみて動機を慎重に調べている。
容疑者は3月14日午後1時過ぎ、徳島市仲之町の「アクティ・アネックス」(4階建て)の3階エレベーターホールにガソリンをまくなどして火をつけたとして、同月24日に逮捕された。ビル4階では女性5人組のアイドルのライブが開かれており、50歳代男性が煙を吸って軽傷。観客ら約70人は逃げて無事だった。
昨日の
— 阿 屋 (@SakanagiAya) 2021年3月14日
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【雑居ビル】徳島市でアイドルのライブ中に放火した男「京アニ事件まねした」https://t.co/oTxAw1J4J3
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2021年4月9日
エレベーターホールにガソリンをまくなどし、放火したとして逮捕されていた。「京アニ事件をまねした」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で判明。
捜査関係者によると、容疑者は火災数時間前、県内のセルフ式ガソリンスタンドでガソリン約14リットルを購入していた。現場には金属製携行缶が残され、容疑者は調べに、火をつけたことを認めた上で、京アニ事件についての供述もしたという。京アニ事件でも、被告(42)(殺人罪などで起訴)が事前に携行缶でガソリンを購入し、京アニスタジオに放火したとされる。