元SMAPの木村拓哉さんと歌手の工藤静香さん夫妻の次女でモデルのKokiさんが着物の帯を踏みながら歩いたり、帯を岩に乗せてその上に座ったりした写真を使ったイタリア高級ブランド「ヴァレンティノ」のCM動画広告に、帯の扱いが酷く、日本文化に敬意がない、という指摘がツイッター上でが相次ぎ、批判を受けて広告の写真や動画が削除されたようです。ヴァレンティノジャパンのPR担当者は30日、「こちらに関しましては、現時点で確認を進めているところです」と答え公式サイトなどで今後説明があるかについては、「案内方法につきましても、検討を進めています」とコメントしています。
【靴で着物の帯を踏む広告 物議】https://t.co/Qzl12j7oMj
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2021年3月30日
イタリア高級ブランド「ヴァレンティノ」の広告で、モデルのKoki,を起用し、着物の帯を踏みながら歩いたり、帯を岩に乗せてその上に座ったりする内容に批判が相次いだ。広告の写真や動画は削除され、公式Twitterでは、おわびも。
批判の内容
日本文化への「侮辱の意図はなかったと思う」と広告を擁護する声もありましたが、28日になって、ツイッター上で、広告投稿の写真をいくつか転載して違和感があるとの訴えが出ると、1万件以上もリツイートされた投稿も出るほどの話題になりました
- 帯を何だと思っているんだろう
- 帯作りに携わる人の気持ち踏みにじってる
- 文化的なものに対して敬意がない
- 洋服来た女性が着物の帯を靴で踏んだらダメ
- ヴァレンティノの商品を同じように扱われたら嫌な気持ちになるでしょ
イタリアの高級ブランド「ヴァレンティノ」のウェブCMにネット上で批判が殺到しているようです。モデルのKokiさんが着物の帯をヒールで踏むなどした演出に対し、「日本を侮辱している!」と厳しい声が寄せられ、ブランド側は当該CMを削除する事態になりました
世界的なブランドが真摯に謝罪するでなく「着物の帯を思わせる布」っていう苦しい言い訳…( °꒫° )呆然。装飾品をヒールで踏みつける表現が日本文化への敬意?ヴァレンティノの責任者さん、この謝罪文でほんと良かったの??再炎上事案じゃん https://t.co/dbmbZuIqDg
— neu (@nonownoi) 2021年3月30日
【泣いた】地面に敷いた着物の帯をヒールで歩く某ブランドの広告へ、ラトビア人からのコメントが大反響 https://t.co/EW8rZlxJip
— もえるあじあ ・∀・ (@moeruasia01) 2021年3月30日
#ヴァレンティノ へ
— shin【新アカウント】 (@shin_shr201111) 2021年3月30日
この文章は謝罪ではなく
『更なる侮辱』です
日本人から見て「帯にしか見えないもの」をハイヒールで踏み
『これは帯ではない』と
着物の帯にしか見えないものを
帯ではないと言い張り
私たち日本人から帯を奪うのですか??#文化の盗用 の悪質版ですよ
この謝罪文は最悪です。 pic.twitter.com/FjRSrdT4Ym
コード216が日運に来た途端。和装を外国人の好奇な目線で見る絵解き現象化。物を粗末に扱ってはダメです。 #CBKhttps://t.co/JKQ1jmouBAhttps://t.co/9Rnkm1qjiI
— 天瀬ひみか Speak (@amasehimika147) 2021年3月30日
ヴァレンティノ「ハイヒールで着物の帯踏む」広告が物議 写真・動画が削除...ブランド側は「確認中」(J-CASTニュース)2021年3月30日
問題のCMの内容
春らしい白のミニドレスを着て、ピンク色のハンドバッグを左肩に下げたKoki,さんが、物憂い表情でポーズを取る。雅楽のようなBGMがかかり、ハイヒールの下には、色鮮やかな着物の帯があった。帯は、オブジェのある庭園の坂のようなところに敷かれ、Kokiさんは、途中で振り向いてポーズを取りながら、帯の道を登っていく。こんな30秒間の動画は、ヴァレンティノの日本語版公式サイトに、2021年3月中旬にアップされましたた。
【画像】 着物の帯をヒールで踏みつけ Koki出演のヴァレンティノの動画が物議https://t.co/z5ONvU7a8O
— 研聖 酔仙 (@suishinsai) 2021年3月30日
このCMの演出家干されたな?
公式ツイッター で謝罪文
ヴァレンティノコレツィオーネミラノに関連して撮影されたヴィジュアルについて多くのご意見をいただております。日本人のモデルを起用し日本で撮影を行ったビジュアルにおいてモデルが着物の帯を思わせる布の上に座る、また歩く、靴を履いて家の中にいるシーンが登場します。
これらのヴィジュアルは日本の文化に敬意をこめて作成されたもので、日本の文化を冒涜するような意図は全くなくこのシーンで使用された布も着物の帯ではありませんが、多くの方に不快の思いをさせてしまったことは、深くお詫び申し上げます
ヴァレンティノはコミュニティーの一人一人の個性、芸術作品、デザイン、クラフツマンシップを尊重するグローバルな規模での文化の包括性を強く支持しています。ブランドは世界のすべてのコミュニティーを大切な存在であると考え、あらゆる形態の創作表現、アイデンティティ、ぬんか、価値観を尊重しています。
メゾンヴァレンティノはクリエイティビティと新しい視点をはぐくむ未来にフォーカスした文化をべーすとしながら保護と新スピレーション、新しい物への挑戦にも取り組んでいます。
当該コンテンツに関しましては直ちに削除いたしました。
今回の件をブランドおよびコミュニティに対する教訓とし、メゾンヴァレンティノはグローバルな規模での文化の包括性をさらに推し進めて行く所存です
— MaisonValentino_JP (@Valentino_Japan) 2021年3月30日