緊急事態宣言が解除になるなか、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身会長が会見で連呼していた「マンボウ」というキーワードが話題になっています!会見の中でも繰り返し使われていた「マンボウ」とはいったいなんだったのでしょうか?
尾身会長の発言
- 調査の結果新たな感染の源があれば飲食だけでなく、そういうことに対する対応を打つ、いわゆるマンボウの実際の対策の一部に入れてくる必要があると思う
- 先ほど言ったサーキットブレーカー、マンボウをいつ適応するかということも含めて、それだけではなくて、色々な指標をもう少し適切な数値に変える必要があるのか、追加的指標を加える必要があるのか
- マンボウをどう発動するのかはその一部であって、全体をもう少し深めて再検討して、改めるべきことがあったら追加あるいは修正をする
マンボウとは
まん延防止等重点措置
尾身会長が連呼していた「マンボウ」とは、2月3日に設けられた新型コロナウイルスの対応の基準となっている新型インフルエンザ等対策特別措置法の中の「まん延防止等重点措置」の略称で、2月13日から施行されたもので、お魚のマンボウとは関係ありません。対象地域は緊急事態宣言では、都道府県単位で出されますが重点措置は、政府が対象とした都道府県の知事が、市区町村など特定の地域を限定することができます。
適用の目安
重点措置は、「ステージ3」が想定されていますが、感染が局地的に、急速に広がっている場合は、「ステージ2」での適用もありえるとしています
まん延防止等重点措置を講じる要件
「まん延防止等重点措置」を講じる要件については、新規陽性者数などの状況を踏まえ
- 都道府県で感染の拡大のおそれがあり
- 医療の提供に支障が生じるおそれがあると認められること
具体的なまん延防止等重点措置
対象:都道府県が飲食店などの店舗や施設
- 従業員への検査受診の勧奨
- 入場者の整理
- 発熱などの症状がある人の入場の禁止
- 入場者へ感染防止のための措置の周知と、それを行わない人の入場禁止
【New】政府は1都3県への緊急事態宣言を21日に解除する方針を決めました。
— BuzzFeed Japan News (@BFJNews) 2021年3月18日
そんな中、首相会見で連呼された「マンボウ」という言葉が話題です。
「マンボウしか頭に残らなかった会見だった」という声も。いったい、どのような意味なのでしょうか?(千葉雄登 @ForzaYuto)https://t.co/9yeh9U0HlE