名古屋市名東区で名古屋市立神丘中学校1年の女子生徒がマンションから飛び降り自殺した問題で、同市教育委員会が設置する第三者委員会は「心身の苦痛を感じるいじめ行為があったとは認められない」と結論付けた報告書を市教委に答申していたことが14日、遺族への取材で分かった
名古屋市で再びいじめによる自殺
2年前にもあった愛知県名古屋市教育委員会は、2021年3月9日に市立中学1年の女子生徒が、学校から下校後に自殺を図り、搬送先の病院で死亡が確認されたと発表しました。原因は「SNS上で嫌がらせ」として生徒から学校側は相談をうけていましたがその命を救うことはできませんでした。
- 「いい子ぶっている」などと悪口を書かれる
- ゲームセンターで遊んでいる様子を無断で撮影して掲載される
- 友達同士の会話を無断で録音されて拡散される
指導を行わなかった
名古屋市教育委員会によると、2020年11月、女子生徒は生徒2人から「LINE」で嫌がらせを受けていることを学校に相談していましたが、報復を恐れて本人が希望したため学校は加害生徒に直接の指導はしていなかったようです。市教委は、「いじめ重大事態」として今後、調査するとしています
休み明け、どうしても学校に行きたくないことは誰でもあることです。夏休みや連休なら尚更です。それはあなたの心と体の注意信号です!
そんな時は
絶対に
無理して学校に行くのはやめましょう
学校は無理していかなくても大丈夫なのです!
学校にいかなくても大丈夫な理由
ではそもそも学校にはなぜいかなくてはいけないのでしょうか?
それは憲法で決まっている義務教育だからです!
なぜこんな憲法ができたのか?
それは戦後(第二次世界大戦後1947年ころ)、勉強したい、学校に行きたいと思っても経済的理由や家庭の理由で学校にいけない子供たちがたくさんいたからです。そのため、そんな子供たちに教育できる機会を均等に与えるために、国は無償で教育が受けられる義務教育を決めました
ちなみに義務教育は中学校までです。高校は義務教育ではありません。
なのでまず高校へはいかなくても大丈夫なのです!
親が学校へ行かせたい理由
そもそもなぜ、親は学校にいかせたいのでしょうか?それは親の勝手な都合や間違った常識が原因の場合がおおいです。
- 子供が学校を休みと親が会社を休まなければいけないから
- 学校を休むと先生に連絡しなくてはいけないから
- 自分が面倒をみなくてはいけないから
- 成績がわるくなって良い学校に進学できないから
- 子供の将来が不安だから
- 子供が一人で家にいると心配だから
すべて自分の都合で子供の気持ちは無視され一切考えられていません
学校の休み方!
とりあえず半日だけ休む!
親が学校にいかなくて困るのはずっと休まれることです。
一時的であったり自分が通常通り生活や仕事ができるなら比較的簡単に納得してくれます。なので学校に行きたくないと思ったら、まず「遅刻してでも学校に行く気はある」という気持ちをつたえましょう。そして今日1日だけ休みたいことを親に伝えましょう
学校に遅刻する理由
- 体調不良(お腹がいたい・足が痛い)
- 宿題が終わってない(終わらせてから行きたい)
- 学校へ行く途中で何かを落としてしまう
理由はできるだけ、その問題が解決したら学校に行ける理由が良いです。それと一人で大丈夫であることと、そのあと自分で学校に連絡できることを伝えましょう
親は自分が面倒ではなく1次的なことなら比較的すぐ対応してくれます。
とりあえず今日だけ休みたいと伝えましょう
ダメなら遅刻するという2段構えが有効的です
親が納得したらとりあえず半日休みましょう!そのあとやっぱり体調がすぐれない、問題が解決しないと少しずつ伸ばすのが1番良い方法です
永久的に学校に行かなくて良い方法
一時的に学校にいかなくても、それで問題が解決したわけではありません。大切なのは学校にいかないかわりに何をするか、したいのかが重要です。その答えを見つけるためにはまずなぜ学校に行きたくないかの理由を紙に書き出してみましょう。誰にもみせないで正直に自分の気持ちで書いてみましょう
- 先生がきらい
- 友達がきらい
- いじめにあう
- 勉強がきらい・苦手
- ねむい
- 暑い
- ゲームがしたい
- 学校に行く意味がわからない
- 通学が大変
正直にいろいろ書いているとその解決方法が必ずみつかります!
学校に行きたくない原因
- 学校に問題がある場合
- 他にやりたいことがある場合
- 体調に問題がある場合
まず先生や友達、通学方法など学校が自分にあっていない場合は学校を転向することを考えましょう。そもそも学校はすべての子供たちにとってぴったりなようにはできていないのです。管理上自宅から近い場所へ通わせるのが一般でかならずしも近くの学校が良いとはかぎりません。転校なんて簡単にできないと思っているかもしれませんが、理由がしっかりしていればいつでも転校はできるのです。またほかにやりたいことがある場合などは、やりたいことができる学校を探すことで問題が解決する場合があります
誰に相談したらいいのか?
いろいろ問題の原因がわかってきたら次に学校にいかなくてよかったら自分は何を1番したいのかを考えるようにしましょう。そして時間を自由につかえるとしたらどんな1日を過ごしてみたいかをスケジュール帳に書いてみましょう
そして自分の本当にやりたいことが見つかったら、信頼できる大人にそうだんしてみましょう。自分の親が1番理想ですが、かならずしも親に相談することが良いとはかぎりません。そんな場合は安心できる相談窓口に電話してみましょう。かならずいい結果がみつかるとおもいます
相談窓口を利用した子供達の声
一緒に真剣に悩みを聞いてくれてすごく力になった。途中で感情的になって泣いちゃっても、「ゆっくりでいいよ」っていってくれて、嬉しかった。何度でも、どんな悩みでも聞いてくれるから安心できる。名前を聞かれないところもとってもいい。
(13歳 女)自分のペースに合わせて、ずっと話を聞いてくれたので、話しやすかったし気持ちが楽になりました。今迄一緒に泣いてくれたりしてくれた人がいなかったので、一緒に泣いてくれたり、悩んでくれたりしたした時は電話して良かった。やっと、私の気持ちを分かってくれる人が居た。って思えました。ありがとうございました。
(年齢性別不明)はなしやすかったです(年齢不明 男)
あたしはイジメの事と自殺の事を相談しました。正直アドバイスしてくれるか心配だったし、不安でした。でも、ちゃんと話を聞いてくれたし不安も解いてくれました。まだ何回かかけると思いますがここなら安心して電話できるのですごくありがたいです。(14歳 女)
今すぐ相談してみよう
チャイルドライン
相談してみたい方はフリーダイヤルなので通話料がかかりません。
携帯電話や公衆電話からも無料でかけられます。
公衆電話でかけるときは、最初にお金を入れれば通話が終わると戻ってきます
電話番号 フリーダイヤル
0120-99-7777
毎日 16時から~21時です
電話が苦手な人はチャットでも相談できます
お父さん、お母さんへのお願い
子供達が突然学校にいきたくないと言ったら驚くかもしれません。でも自分にもそういう時はありませんでしたか?子供達から相談をうけたらまずこのことをいいましょう
「本当の気持ちを教えてくれてありがとう」
「心配しないでどうしたらいいか一緒に考えましょう」
絶対に無理に学校にいかせることはやめましょう
子供達の為に一生懸命働いている努力が結果マイナスに働いている場合もあります
子供達が望んでいるのは安定した豊かな未来ではありません。
夢や希望がもてる未来こそ親が子供たちにできる最大の環境作りです