顧客情報に不正アクセス
101人分確認
SMBC信託銀行
三井住友銀行傘下のSMBC信託銀行は3月8日、インターネットを通じて口座開設の手続きを行った顧客情報が保管されている外部のクラウドシステムに不正アクセスがあり、最大101人分の個人情報が閲覧されたと発表しました。SMBC信託銀行では今回の漏洩を含め、最大で3万7176人分のデータも閲覧可能になっていた恐れがあるとしましたが被害などの報告はないとしています。発生原因はアクセス権限の設定が甘かったためとしています。
調査結果について
調査期間
(不正アクセス対象期間)
2017 年 7 月 24 日(月)~2018 年 1 月 31 日(水)
- アクセスログ情報がなく、調査不可
2018 年 2 月 1 日(木)~2021 年 2 月 11 日(木)
- 調査実施済、不正アクセスが 2 回あり
対象のお客さま
弊行ホームページから、下記期間に口座開設のお手続きをされたお客さま (お手続きを途中で中断された方も含みます)
2017 年 7 月 24 日(月)~2020 年 7 月 18 日(土)
対象件数
- 37,176 名分
不正アクセス件数・情報
最大 101 名さま分の口座開設における情報
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 電話番号
- メールアドレス
- 住所
- 勤務先
- デビット用暗証番号
補足情報
- ご本人さま確認書類に関しては異なる態勢で情報管理しており、第三者によるアクセスの心配はございません。
- デビット用暗証番号は暗号化されている為、第三者が不正に利用することはできません。
- 弊行口座に関するデビット用暗証番号以外のキャッシュカード等のパスワードは入力項目ではございませんので、第三者によるアクセスの心配はございません。
弊行といたしましては、本件を重く受け止め、再発防止に向けて、お客さまの情報管理を再度徹底してまいります。
本件に関するお問い合わせ先
お客さま専用フリーダイヤル
0120-844-189(平日・土日・祝日 9:00~17:00)
2021 年 3 月 8 日
株式会社SMBC信託銀行
クラウド型口座開設システムへの第三者のアクセスについて
今般、社外のクラウド型口座開設システムに保管されていた弊行ホームページから口座開設手続きをされたお客さま(お手続きを中断された方も含まれます)の一部の情報が、アクセス権設定の不備により第三者からアクセスされ、閲覧されていたことが判明いたしました。
弊行では、第三者からアクセスされ得る状態にあったことが判明後、直ちに当該情報に対するセキュリティの設定変更を行っており、2021 年 2 月 12 日(金)以降は第三者からのアクセスが不可能な状態となっております。また、現時点では、本件に関して、お客さまから被害のお申し出や、情報が不正に使われたとのご連絡はいただいておらず、情報が不正に利用された形跡も確認されておりません。
本件に係る調査を実施した結果、2020 年 11 月 8 日(日)および 2020 年 12 月 3 日(木)に 2 回、最大で 101 名さま分の情報に対して不正アクセスが確認されましたが、アクセスログ情報の解析に係る技術的な問題から、第三者から不正にアクセスされたお客さまの情報を特定することができませんでした。
また、2017 年 7 月 24 日(月)~2018 年 1 月 31 日(水)の期間については、クラウドサービス提供事業者のアクセスログ保存期間経過により情報がなく、不正アクセスされた可能性のあるお客さまの調査が出来ませんでした。お客さまをはじめ、関係者の方々に多大なご心配、ご迷惑をおかけし心よりお詫び申し上げます。アクセスされ得る状態にあったお客さまには、本件についてのお詫びと事態の説明、および二次被害に対する注意喚起や被害にあった際の連絡先などをご案内しております。
※弊行は、当該クラウド型口座開設システムを 2017 年 7 月 24 日(月)より利用しております。
支店・出張所および郵送で口座開設手続きをされたお客さまは影響ございません。