防衛省は2021年3月3日に、長崎県長崎市の三菱重工長崎造船所で、新しく建造された護衛艦の命名式と進水式を実施しました。新しい護衛艦の名前は「最上川」に由来し「もがみ」と命名され、従来「3900トン型護衛艦」と呼ばれていた新型護衛艦の1番艦として建造が進められていました。同名では過去には1991年に除籍になったいすず型護衛艦の2番艦「もがみ」がありました
最新鋭護衛艦「もがみ」の影像
護衛艦もがみの性能
全長133.0m
幅16.3m
深さ9.0m
喫水4.7m
基準排水量は3900トン
軸出力は7万馬力
速力は約30ノットです。
乗員数は約90名
主機関はガスタービンエンジンとディーゼルエンジン
海上自衛隊の新型3900トン型護衛艦(FFM)1番艦「もがみ」が進水――艦名は「最上川」に由来(高橋浩祐) - Y!ニュース https://t.co/43xIxqsaDH
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30FFM一番艦「もがみ」進水おめでとうございます! pic.twitter.com/o19BT6XixJ
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30FFM一番艦の船名「もがみ」 pic.twitter.com/th4so3XOIo
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今回、進水した「もがみ」を始めとする3900トン護衛艦は、今後発生する平時の警戒監視に対応する以外にも、有事においても対潜水艦戦闘や対空戦闘、対水上戦闘などに加えて、これまで掃海艦艇が担ってきた対機雷戦に関しても、能力が付与されているのが特徴のようです。また従来の護衛艦と比べて、船体のコンパクト化や調達コストの抑制、省人化にも配慮した設計になっているのもポイントといいます。「もがみ」は今後、艤装や各種試験を実施したのち、2022年3月に就役の予定です
旧日本海軍「最上」
最上型軽巡洋艦の1番艦