1月29日の午前10時50分頃、大阪府吹田市の市立千里第二小学校から「理科の実験中に児童らが気分不良を訴えている」と吹田市消防本部に通報があり消防が駆け付けました。府警吹田署などによると、児童１２人と教員１人が病院に搬送されましたが、いずれも軽症だそうです。学校では４年生の授業中に、実験で使うガスコンロからガスが漏れたとみられています。
大阪府吹田市市立千里第二小学校
住所： 〒565-0843 吹田市千里山松が丘25-1
電話番号： 06-6387-5781
どんな実験を行ったか
理科室には児童３８人と教諭１人がいて、カセットコンロ９台を使い鉄や銅の熱伝導の実験をしていたということです。実験の際、十分な換気をしていたということですが、コンロからガスが漏れた可能性があるということです
理科実験用ガスコンロ使用上の注意点
① ガスボンベが正しく取りつけられているか確かめる。
（ガスボンベの切り込みを上にして、カチッと音がするまで動かして取りつける。）
② つまみをカチッと音がするまで回して火をつける。
（火がつかなかった場合は『消』に戻してからもう一度やり直す）。
③ 炎の大きさは、実際につまみ１とつまみ３の場合の炎を例示して、つまみを回して
炎の大きさを調節する。
④ 周囲に燃えやすいものを置いてはいけない。
（火が移って燃え広がる危険があるので）
⑤ 火を消してもよく冷めるまでさわってはいけない。
（しばらく熱いので火傷をする危険があるので）
