茨城県鉾田市立鉾田南小学校で給食にプラスチック片などの異物が1週間に3回も、混入していたと1月26日放送のフジテレビイットの番組で放送されました。番組によると学校に通う児童の母親からの訴えで同じ週に立て続けに小学校の給食に異物混入が発生したということです。市立鉾田学校給食センターで調理した給食は、市内の幼稚園と小中学校の計13カ所に配送しているそうです
鉾田市立小学校
- 鉾田市立旭東小学校
- 鉾田市立旭南小学校
- 鉾田市立旭西小学校
- 鉾田市立旭北小学校
- 鉾田市立鉾田北小学校
- 鉾田市立鉾田南小学校
- 鉾田市立上島東小学校
- 鉾田市立上島西小学校
- 鉾田市立白鳥東小学校
- 鉾田市立白鳥西小学校
中学校
- 鉾田市立旭中学校
- 鉾田市立鉾田北中学校
- 鉾田市立鉾田南中学校
- 鉾田市立大洋中学校
幼稚園
- 鉾田市立旭幼稚園
- 鉾田市立鉾田北幼稚園
- 鉾田市立鉾田幼稚園
- 鉾田市立つばさ幼稚園
茨城県鉾田市立鉾田南小学校
〒311-1515 茨城県鉾田市烟田1059−1
番組に寄せられたメールには
「茨城県鉾田市立鉾田南小学校で火曜・水曜・金曜の給食で異物混入がありました」「一度でも怖いことが二度、三度と立て続けに起きています」と書かれていたそうです。実際に混入した異物は写真でみると、3センチほどのプラスチック片は鋭く非常に危険な物のようです。
- 肉じゃがに長さ2センチ直径0.5ミリの金属片
- ミニバターロールの中に長さ3センチ幅6ミリのプラスチック片
- いり卵に最大5ミリのプラスチックのような固形物
しかし同校以外では異物は発見されていません。同じ給食センターでつくっているのにどうしてでしょう?
火、水、金と週に3回
1月19日火曜日
肉じゃがを食べていた1人の児童が「給食に変なものが入っている」と訴えると、中から長さ1センチ程度の金タワシの破片のようなものが現れた。学校は校内放送で肉じゃがを食べないよう児童に伝えたそうです。
1月20日水曜日
児童がミニバターロールを割ったところ、3センチほどのプラスチック片が入っていた。
1月22日金曜日
三色丼を食べた児童が口の中で違和感を覚え、またプラスチック片が現れた。
いずれも別の学年の給食で見つかり、わずか4日間で3度も給食に異物が混入するという信じられない出来事が起きていたようです
保護者から怒りの声
小学校の保護者からは「その都度、学校側が真摯に再発防止に向き合っていなかった結果だと思います。」
小学校に弟が通う姉は「給食センターにこんなものあるのみたいなものが入っているので、1回ちゃんと点検等をして再発防止してほしいなって思います。」とこめんとしていたそうです
給食センターの対応
「偶然が重なって」今回1週間で3度異物が混入した現場である鉾田給食センターでは3センチほどのプラスチック片が混入していたパンは市内の業者が納入していて、製造時にパンの容器の一部がはがれて混入したことが分かったとしています。
鉾田学校給食センター
大塲靖之所長のコメント
固形物の異物混入は、まずめったにない事案でございます。偶然が重なってしまった。たまたまこの小学校を集中してしまった。食の安全という面からすれば、確かに関係者の皆さんに不安を与えてしまったのは大変申し訳なく思っております。
異物混入の経緯は現在調査中だということです。
鉾田南小学校のコメント
「子どもたちが一番楽しみにしている給食が食べられなかったり不安を与えてしまったりしたこと、子どもたちと保護者の皆様に大変申し訳なく思っています。検品時や配食時の確認の徹底に努め、安心して給食が食べられるように全職員で取り組んでまいります」とコメントしています。