東日本旅客鉄道株式会社「羽田空港アクセス線」の鉄道事業許可
~羽田空港への新たなアクセスルートにより、利用者利便性が向上します~
令和3年1月20日
【リリース】東日本旅客鉄道株式会社による羽田空港アクセス線(仮称)の第一種鉄道事業許可申請について、本日1月20日付けで許可しました。
— 国土交通省 (@MLIT_JAPAN) 2021年1月20日
羽田空港への新たなアクセスルートにより、利用者利便性が向上します。
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国土交通大臣は、東日本旅客鉄道株式会社による羽田空港アクセス線(仮 称)の第一種鉄道事業許可申請について、本日付けで許可しました。 東日本旅客鉄道株式会社から申請されていた鉄道事業法第3条に基づく第一種鉄道事業許可申請について、本日(令和3年1月20日)付けで申請のとおり許可しました。
(許可申請の概要は別紙のとおり)
<問い合わせ先>
鉄道局都市鉄道政策課 遠山、山田
TEL 03-5253-8111(内線40451)
03-5253-8536(直通)
FAX 03-5253-1635
羽田空港アクセス線とは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提案している東海道本線田町駅、東京臨海高速鉄道りんかい線大井町駅および東京テレポート駅と東京国際空港(羽田空港)との間を結ぶ計画の鉄道路線です。
JR東日本は、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルの間に設ける「羽田空港新駅」から東京貨物ターミナル付近まで約5.0kmの「アクセス新線」を建設し、そこから一部既存線を活用しつつ田町駅へ至る「東山手ルート」、大井町駅へ至る「西山手ルート」、東京テレポート駅へ至る「臨海部ルート」の3ルートを建設するとしています。将来は羽田空港新駅から第3ターミナルへの延伸も検討するとのことです。
総事業費は2014年の報道で3200億円で、2020年の報道では3800億円。完成まで10年程度を見込んでいます。羽田空港新駅付近や既存線との接続は難工事が予想されることから東京オリンピックに間に合わせるため、3ルートのうち既存施設が活用できる臨海部ルートに絞り、空港島内に暫定駅を設けてターミナルまでバスで連絡する案[5]もあったが、2015年時点で暫定開業は断念しています。JR東日本は東山手ルートとアクセス新線について、2019年5月 - 6月頃に環境アセスメントの手続きを開始して約3年間で取りまとめ、工事の施工に約7年を要すると想定し、早ければ2029年に開業するとしています
終日輸送人員は空港旅客のみで7万8000人、ピーク1時間の輸送量は現行の東京モノレール1万1000人、京急空港線1万4000人に対し、約2万1000人を想定しています。