鹿児島市教育委員会によりますと、2021年1月16日に行われた鹿児島市の中高一貫校の鹿児島玉龍中学校の入学試験の「適性検査」の問題で、出題ミスがあったことが分かりました。市教委は、この問題について受検者455人全員を正解にし、21日以降、郵送で合否を伝えるということです。
鹿児島市立鹿児島玉龍中学校
教育理念
文武両道の伝統を受け継ぎ, 6年間の中高一貫教育を通して, 真の学力の向上を図り, 豊かな人間性や国際性を培い, 社会に貢献する有為な人材を 育成する。
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入学試験適性検査で出題ミス
「自分が鹿児島市長になったら子育て支援事業について何をしたいか」を問う問題が出されましたが、小学6年生の社会科では子育て支援についての単元は選択制となっているため、問題が公平ではなかったとしています。問題は鹿児島市教委が作成しており、検査後に玉龍中学校の職員からミスの指摘があり、発覚しました。学校教育課の山下聖和課長は、「受検者にご迷惑をおかけし申し訳ない。今後、適性検査問題のチェック体制を強化していきたい」とコメントしています。
令和 2 年度 玉龍中学校