新型コロナウイルスの感染拡大を受けて時短要請で夜7時以降の酒類の提供が禁止になったことを受けて飲食業界でも変化がみられてきました。更に西村大臣の「昼飲み自粛」発言を受けて一部のファミリーレストランでは酒類の提供を終日中止したり生ビールを缶ビールに変えるなどメニューの変更も余儀なくされてきているようです
サイゼリアは生ビールから缶ビールへ
サイゼリヤは13日、新型コロナウイルス特別措置法に基づく政府の緊急事態宣言再発出を受け、対象地域の店舗で提供している生ビールを缶ビールに切り替える方針を明らかにしました。営業時間短縮や会食自粛で需要が減り、業務用のたる詰めビールだと効率や鮮度が落ちるためとしています。
営業時間などに関する要請に伴う店舗の対応について
株式会社サイゼリヤ
平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。政府からの緊急事態宣言の発令に伴い、自治体からの営業時間などに関する要請を受け、下表の通りに営業時間の短縮と酒類販売の休止を実施いたします。
【緊急事態宣言発令を受けての対応】
下表の該当店舗では、20時閉店(酒類提供19時まで)と致します。
対象地域 期間
- 東京都 全域 1 月 8 日(金)~2 月 7 日(日)
- 埼玉県さいたま市大宮区、川口市、越谷市 12 月 4 日(金)~1 月 11 日(月)全域 1 月 12 日(火)~2 月 7 日(日)
- 神奈川県横浜市、川崎市 1 月 8 日(金)~1 月 11 日(月)全域 1 月 12 日(火)~2 月 7 日(日)
- 千葉県千葉市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市、野田市、鎌ヶ谷市、八千代市、柏市、松戸市、流山市、我孫子市1 月 8 日(金)~1 月 11 日(月)全域 1 月 12 日(火)~ 2 月 7 日(日)
売れる量より捨てる量が多い
基本的に現在使用中のたるが空になり次第、缶に切り替える。同社はアルコール提供の時間短縮に応じており、販売量が大幅に減少。ビールサーバーは毎日の洗浄作業の際、ホースなどに残ったビールを廃棄する必要があり、堀埜一成社長は「売れる量より捨てる量の方が多い店がある」という。担当者は、生ビールの販売量が多い一部店舗を除き「多くの店が切り替えの対象になるだろう」としています。
ココス、すき屋は一部地域で酒類の提供を終日中止
外食チェーンでは酒類の販売を取りやめる店舗も出てきています。ファミリーレストランのココスでは時短の要請などが出ている一部地域で酒類の提供を終日中止するとしています。また牛丼チェーンのすき家は19都府県で酒類の販売を取りやめています。
株式会社ココスジャパン
2021年1月13日
平素よりココス、エルトリートをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、政府による緊急事態宣言の発令および各自治体の営業時間短縮要請等に伴いまして、下記の通り一部店舗にて酒類の販売休止、営業時間の変更をさせていただきます。