元ライブドア社長の堀江貴文さんが、来年に衛星サービス事業の新会社「Our stars」アワスターズを設立すると発表しました。12月21日にホリエモンもと堀江貴文さんが北海道大樹町に創業した宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」の新社屋が完成し、竣工式が行われた際の記者会見で新会社「Our stars(アワ・スターズ)」を来年、設立すると発表しました。
超小型衛星を使った衛星通信サービス
新会社は「ガシャポンくらいの超超小型衛星」を使った衛星通信サービス「150~200キロの超低高度衛星」による地球観測サービスで国際宇宙ステーション(ISS)の運用が2024年で停止することから宇宙実験用衛星の打ち上げと回収を3本柱にするとしています。堀江さんが代表取締役社長を務め、「インターステラテクノロジズ」の100%子会社となるようです。堀江さんは「通信、地球観測、宇宙実験は確実な需要があり、収益化しやすいビジネス。宇宙実験と再回収事業が一番最初に事業化できる」と話しています。
民間企業初の打ち上げ成功
「インターステラテクノロジズ」は昨年5月、民間企業としては初めて観測ロケット「MOMO3号機」が高度100キロの宇宙空間に到達している。軌道投入衛星の開発はこれからだが、堀江氏は「宇宙は夢とか道楽みたいに思われがちだけど、宇宙は日本がアドバンテージが取れる数少ない産業。日本が勝てるのはロケットとヒューマロイドロボットしかないと思っている。菅さんに訴えたいと思っていたけど、あのステーキ会合のせいで会食がNGになっちゃって」と話しています。
大学生も超小型人工衛星プランを考案
今回堀江さんが行うピンポン玉大の極超小型衛星数千個の編隊飛行による通信インフラの構築や超低高度(高度150~200キロ)を周回する衛星による地球観測サービスなどを手がけるとしていますが、東北大学のビジネスプランコンテストでも「超小型人工衛星による宇宙工場事業」というモデルが発表されていたようです!
— 小林稜平 / ElevationSpace (@k_ryohei58) 2020年12月21日
スタートしました!
— インターステラテクノロジズ/なつのロケット団 (@natsuroke) 2020年12月21日
宇宙産業の未来が楽しみになるトークセッション!
①スペシャルトークセッション「 2021年の宇宙産業を語る」&ねじのロケット開発状況について https://t.co/rn9yBC3jd6 @YouTubeより
まもなく開始 https://t.co/h5ixSLOxq3
— 大塚実GO (@ots_min) 2020年12月21日