「千尋」が「鬼滅」に
抜かれる前に興収上乗せ
東宝は15日、都内の本社でラインアップ発表会見を開いた。席上で、吉田充孝映画営業部長(49)は、スタジオジブリの01年のアニメ映画「千と千尋の神隠し」の歴代最高興収308億円の記録を、316億8000万円に差し替えると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休業した全国の映画館が営業を再開した6月から8月まで行った企画「一生に一度は、映画館でジブリを。」で、8億8000万円の興収を上げており、その興収を上乗せした形で興収を差し替えました。
【+8.8億】『千と千尋の神隠し』興収を316億8000万円に差し替えhttps://t.co/BaiVM7HhjG
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年12月15日
6月~8月に行った再上映の興収を上乗せした形。このタイミングでの差し替えについて、東宝は「例年、この時期に発表する」「(興収を)抜いてから言うと、後出しという感じになるが、わざとではない」とした。 pic.twitter.com/x6AzG4YiUZ
興収300億円の突破は国内で『千と千尋』と『鬼滅の刃』の2作品だけでさらに、歴代興収1位の記録更新も目前と歴史的瞬間であることから、ネット上ではあと何億円というツイートが目立っていました。14日現在で鬼滅の刃が302億円を超えており元の千と千尋の308億円まであと5.1億円と迫っていました!今回上乗せされたことで13億円とまたゴールは伸びた物の、突破されるのも時間の問題とされています!
東宝の市川南常務取締役は「(興収は)例年、この時期に発表する。ここで発表とジブリさんと決めていた」と説明。同社として「千と千尋の神隠し」の興収308億円を正式に発表していないとした上で「(興収記録を)抜いてから言うと、後出しという感じになるが、ギリギリのタイミング。わざと発表しているわけじゃない。誤解されないように」と苦笑いした
日刊スポーツより引用