任天堂は12月1日、ゲーム機「Nintendo Switch」のシステムバージョン11.0.0を配信開始した。本体を更新すると、Switchの「アルバム」に保存している画面写真(スクリーンショット)や動画を、スマートフォンにワイヤレスで転送可能になる。ネット上では神アプデと話題になっているようです
【神アプデ】Nintendo Switch、スクショや動画をスマホに直接送れるようにhttps://t.co/oEbpasmnrf
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2020年12月1日
1度に最大10枚まで選択可能。表示されるQRコードをスマホで読み取ることでDLできるという。 pic.twitter.com/R4OyVt4S5q
一度に送れるデータ数は、スクリーンショットが最大10枚まで、動画は1つまです。送りたいスクショや動画を選び、「共有や編集」(Aボタン)>「スマートフォンへ送る」を選択すると、画面にQRコードが2つ表示され、それを手持ちのスマホで読み取ることができます。
microSDカード経由が不要に
1つめのQRコードはSwitchとの無線LAN接続用、2つめのQRコードが転送したいデータが表示されるページへのアクセスリンクになっており、そのページからスマホのカメラロールなどへダウンロード保存するカタチとなります。従来、Switchのスクリーンショットや動画をスマホやPCに保存するには、microSDカード経由で移すか、TwitterなどのSNSに一度掲載してから保存するといった手段でしたが今回のアップデートにより、複数枚のスクリーンショットも手軽にスマホなどへ転送できるようになりました。
直接接続でコーピー可能
さらに、SwitchとパソコンをUSBケーブルで直接接続して、「アルバム」に保存したスクリーンショットをや動画をコピーすることも可能になりました。パソコンとの接続には、USB充電ケーブル「HAC-010」、またはデータ転送に対応したUSB-IF認証品のUSBケーブルが必要になります。Nintendo Switchドックを経由した接続には非対応とのことです。
12月1日(火)より、Nintendo Switchの本体機能の更新データ(システムバージョン:11.0.0)の配信が開始しました。
この更新をすることで、Nintendo Switchで撮影した画面写真や動画を、お手持ちのスマートデバイスやPCに手軽に転送できるようになります。これまでも、Nintendo Switch本体で撮影した画面写真や動画をTwitterやFacebookなどのSNSに投稿することはできたのですが、今回の更新をすることで、スマートデバイスやPCに直接保存することができるようになるため、SNSやメッセージアプリなどでよりシェアしやすくなるなど、活用の幅が広がります。
スマートデバイスに転送する方法とPCに転送する方法の2種類がありますので、この記事では、それぞれの機能を詳しくご紹介していきます。
スマートデバイスに画面写真や動画を転送する方法
Nintendo Switch本体に表示されるQRコードを2枚読み取るだけで、画面写真なら1度に
10枚まで、動画は1つずつ、スマートデバイスに転送することができる方法です。
システムバージョン11.0.0での変更点
システムバージョン11.0.0では他にもさまざまな機能強化や改善を行っています。まず、ホーム画面に「Nintendo Switch Online」のアイコンを追加。最新情報から加入状況の確認まで、Nintendo Switch Onlineのすべてのサービスを確認できます。
「セーブデータお預かり」では、バックアップしたセーブデータを自動的にダウンロードする機能を追加しました。複数のSwitchに同じニンテンドーアカウントを連携してソフトを使用している場合、ひとつの本体からバックアップされたセーブデータが、別のSwitchにも自動でダウンロードされるようになります。
「トレンド」機能を追加
「マイページ」には「トレンド」機能を追加しました。フレンドが遊んだことのあるソフトや、最近遊び始めたソフトなどが確認できます。ユーザーに設定できるアイコンには、スーパーマリオブラザーズ35周年を記念した12種類のアイコンを追加しました。
ダウンロードも選択可能へ
ほかにも、複数のソフトや更新データ、追加コンテンツといったダウンロード対象がある場合に、最初にダウンロードしたいものが選べるようにした。また、「ボタンの割り当てを変える」機能で登録した「お気に入り」に名前を付けることも可能になった。その他、いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性の向上も行われている。