横浜市と渋谷区が地域の活性化にを目的として11月18日からグローバル拠点都市の形成及びオープンイノベーションの実現に関する連携協定を締結しました。今後相互に連携協力してグローバル拠点都市の形成及びオープンイノベーションを実現を目指していくようです。協定期限は令和3年3月31日までで1年ごと更新していく予定です
具体的な連携内容
連携協力事項
- スタートアップ・エコシステムの形成に関すること
- 両者のグローバル拠点都市への成長に必要な海外企業誘致施策に関すること
- 両者を世界有数のオープンイノベーション地域にするための施策に関すること
- 上記の事項に関連し有益な機会となる情報交換及び交流の促進に関すること
- その他、相互に協力することが必要と認められること
具体的な連携協力内容
①スタートアップ支援、創業支援施策
- スタートアップ企業支援施策についての情報交換
- 規制緩和についての働きかけや、実証実験を共同で行うことにより、より多くの実証実験の機会をスタートアップ企業に提供
- スタートアップ企業のサービス、プロダクトを実装するケースを増やすための情報交換
- スタートアップ企業のビジネスマッチングとして、アーティスト・クリエイターとの交流促進、創造的ビジネスやイノベーションの機会創出
②海外から渋谷区、横浜への企業誘致
- 両者の特性を活かし、海外スタートアップ企業のニーズにあった招致活動の実施
- 国内外への広報活動
③オープンイノベーション
- 両者のネットワークを共有し、社会的課題の解決に資するイノベーションが起こる地域作り
- 新たな価値を生み出すイノベーションを作るための対話の機会の創出
- オープンイノベーションに関わるワークショップ、実証実験の共同実施
- 社会的課題の解決に資するデータ活用に関する情報共有
④情報・知見の交換に関すること
- 様々な分野で両者における情報共有や関係強化
連携でグローバル拠点都市の形成を図る
横浜市では「イノベーション都市・横浜-YOXO-」、渋谷区では「渋谷区産業・観光ビジョン」の実現を今後協力して目指すようです。それぞれの特徴を活かしながら、相互に協力や連携し情報交換や交流を促進することで、共に世界に伍するグローバル拠点都市の形成を図るとのことです。