11月19日の東京都の新規感染者数が500人を越える事がわかりました。小池都知事は1000人まで 想定で対応をしていると発表しました。この感染者拡大については検査数自体が増えているので陽性者数は増える可能性が高いとしています。
検査数が増えれば陽性者数は増える
新型コロナの感染拡大の目安として1日の新規感染者数が毎日発表されていますが、実際に何人の検査をして何人陽性になっているかはあまり報じられていません。一概に1日の新規感染者数が前日より増えたとしても検査数も増えていれば感染率は横ばいか、減少している場合もあります
感染拡大の目安と陽性率について
陽性率≠新規感染者数÷検査数
陽性率は新規感染者÷件数ではありません!
では新規感染者を検査数でわれば拡大しているのか、終息しているかが目安としてわかるのですが、東京都の場合の陽性率はその日に行われたPCR検査で、陽性と判明した人数を、検査した人数で割って算出したものではなく、独自の算出方法で計算しています。
独自の「陽性率」算出方法とは
陽性率=1週間の新規者数合計÷1週間の検査数合計
東京都は「陽性率」の算出に、1週間の人数の平均を使用して発表しています。その理由については、集団感染などの検査が行われる日は、陽性になる人の割合が一気に増えたり、平日と土日で検査数が異なったりするため、平準化する必要があるとしています。なので陽性率だけ見ても前後の日にちでの比較にはあまり参考にはなりません
新規感染者数だけを表示するのは
不安を仰ぐだけ
東京都知事は今後検査数できる数が増えるので1日の新規感染者が1000人を越えることは想定ないとして、今後対応を進めて行く方針だとコメントしています。
日本での新型コロナウイルスに感染した数:123,565人
全人口の0.09%
そのうち重症化する人は1.6%
死亡する人は1%
警戒度を最高レベルへ
短縮要請はしない
東京都関係者によると、19日午後に新型コロナウイルスの警戒度を最高レベルへ引き上げる際、飲食店に対する営業時間の短縮要請はしない見通しとなった。重症者対策や個々の感染予防の徹底に軸足を置く方針