野口さん!
打ち上げ成功!
打ち上げの瞬間動画!
2020年11月16日 9時37分野口さんを乗せた 民間宇宙船「クルードラゴン」1号機が無事宇宙に飛び立ちました。その瞬間映像をぜひご覧ください!
今回打ち上げられた「クルードラゴン」1号機は企業が開発した民間の宇宙船としては世界で初めてです。日本人宇宙飛行士の野口聡一さんら4人を乗せて、フロリダ州のケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーションに向けて、11月16日日本時間の午前9時27分に無事打ち上げ成功しました。
12分後にロケットから分離
宇宙船は打ち上げ開始からから約12分後にロケットから分離され、高度400キロにある国際宇宙ステーションに向かう予定です。
【野口さん打ち上げ成功】9年ぶりとなるアメリカの有人宇宙船の打ち上げで日本人宇宙飛行士・野口聡一さんらを乗せたスペースXの宇宙船「クルードラゴン」がフロリダ州・ケネディ宇宙センターから国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた。
— Mi2 (@mi2_yes) 2020年11月16日
いってらっしゃい🚀#LaunchAmerica #SpaceX #OneForAll pic.twitter.com/zZQxMNPCkG
アメリカの民間企業「スペースX」
開発を行ったのはアメリカの民間企業「スペースX」で「クルードラゴン」の1号機が、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんとアメリカ人宇宙飛行士、合わせて4人を乗せて、日本時間の午前9時27分にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられました。
民間初宇宙ステーションへ
「クルードラゴン」は、NASAアメリカ航空宇宙局の支援を受けて「スペースX」社が開発したもので、民間の宇宙船としては世界で初めて、アメリカと宇宙ステーションとの間を有人で往復します。
17日に到着6カ月滞在
「クルードラゴン」は17日、国際宇宙ステーションにドッキングする予定で、3回目の宇宙飛行となる野口さんは、宇宙ステーションにおよそ6か月滞在し、科学実験などを行うこと予定になっています。今回の1号機には、新型コロナの感染拡大など困難な状況に打ち勝つという意味を込めて、野口さんらが英語で「回復する力」を意味する「レジリエンス」という船名をつけています。
今後の宇宙進出への第一歩
「クルードラゴン」は今後、一般の人も乗ることが計画されていて、今回の打ち上げは、その実験も兼ねています。一般の人が宇宙にいけるようになれば宇宙の商業利用が本格化しあらたな時代の始まりとして注目されています。野口聡一さんは打ち上げ前の最後の会見で「皆さんの気持ちと一緒に宇宙に飛び、すばらしい未来への展望を届けたい」と語っています。