バイデン氏1500票差で大逆転!大統領へ !
アメリカ大統領選はついに6日の朝を迎え、民主党のバイデン前副大統領残り4州をかけていた中のもっとも重要な州である南部ジョージア州でトランプ大統領を1544票差で逆転し、集計は、ほぼ完了しており6日朝の時点で当選に必要な選挙人の過半数獲得がほぼ濃厚になりました。日本時間の7日午前10時の時点で東部ペンシルベニア州でも2万票差と、残りの西部2州でもバイデン氏がリードしているもようです
バイデン氏当選の報告、メディアで準備へ
バイデン氏は6日夜(日本時間の7日午前中)の視聴者の多い時間帯に国民向けにテレビ演説すると発表しています。内容や場所はまだ明らかになっていません。現時点ではバイデン氏はまだ勝利を宣言していませんが民主党のナンシーペロシ(Nancy Pelosi)下院議長からは既に「次期大統領」と呼ばれているようです。関係者によると、バイデン氏は6日夜(日本時間の7日午前中)に地元デラウェア州ウィルミントン(Wilmington)で演説を行う予定になっています。
Biden-Harris Transition Team Official Website
ジョージア州の結果
11月7日午前6:50現在(日本時間)
ジョーバイデン 49.4% 2,450,563票
ドナルドトランプ 49.37% 2,449,019票
1544票差
ジョージア州は再集計へ
この結果を踏まえてジョージア州のラフェンスパーガー州務長官は「これほどの僅差であることから、ジョージアでは再集計が行われる」と表明し結果は「接戦であることからまだ勝者を発表できない」としています。ラフェンスパーガー長官は「結果がもたらす影響は大きく、各方面で感情が高ぶっている。われわれはこうした議論に動じず作業を続ける。きっちりと作業を終わらせ、選挙の完全性を保つ」とコメントしています。
両氏に開票作業の監視を認める
ラフェンスパーガー長官は、トランプ氏は全米各地で選挙不正が起きていると主張を展開していることから、両陣営に対して開票作業の監視を認めていると説明しました。苦境に立たされたトランプ氏は選対を通じた声明で「絶対に諦めない」と強調し郵便投票の有効性を念頭に「あらゆる法的観点」から追及するとし、裁判で徹底的に争う考えを示しました。
ネバダ州結果は来週火曜日以降
のこり4州のうちの1つのネバダ州では結果は来週火曜日以降になるみこみです。この結果を待たずに新バイデン大統領が誕生する可能性が高まっています
各地最新情報 日本時間7日午前10時現在
ペンシルベニア州は開票率が約98%で、得票率はバイデン氏が49・57%、トランプ氏が49・28%で、約2万票の差がついています。同州は開票序盤でトランプ氏がバイデン氏に数十万票の差をつけたが、民主党支持者の多い郵便投票の開票が進んでバイデン氏の票が伸び、6日午前に逆転しました。アメリカメディアによると、未集計の票は約11万票ということです。