偽パトカーで疾走した動画をSNSに投稿・削除
2020年10月31日、ハロウィーンの夜に北海道札幌市内でパトカーに似せた車を警察官のような制服を着た者が追いかける様子が映った動画がSNS上に投稿されて話題になりました。投稿はSNSによって拡散されましたが、翌1日夕には削除されたようです。北海道警は動画について把握しているとコメントしています。
追加
札幌区検は2021年1月29日、助手席の30歳代の男(札幌市清田区)を道交法違反と道路運送車両法違反で札幌簡裁に略式起訴した。偽パトカーを所有していた会社(同市北区)と、同社従業員で事件当時運転していた40歳代の男(同市清田区)は道路運送車両法違反で略式起訴した
札幌・中央警察署は12月15日、道路運送車両法(臨時運行許可番号標の表示義務違反)と道路交通法(無許可道路使用)違反の疑いで、札幌市清田区に住む自称YouTuberの30代の男と札幌清田区に住む会社員の40代の男、札幌市北区の法人を書類送検しました。
投稿された動画の一場面
使用された車両はトヨタクラウンのハードトップの150系です。実際のパトカーで使用されているのはハードトップではなくセダンベースのようです。警察官の服装も冬制服の右肩に道警のエンブレムがついいません。
1日午後3時の時点で削除されています=ツイッターより
警察官も偽物
投稿された問題の動画は10月31日午後10時10分ごろ、「パトカー盗むのはヤバすぎ。」というタイトルでツイッターに投稿されました。9秒ほどの動画で、札幌市中心部の狸(たぬき)小路商店街付近の道路で、走行するパトカーのような車の助手席から人が身を乗り出して騒いでおり、警察官風の者が追いかけていく様子がうつされていました。車には赤色灯のようなものがついていた。
狸小路商店街の場所
届け出がない場合は
道路運送車両法違反に該当
道警によると、車の見た目や車種から本物ではなく、映っていた者も警察官ではないといしています。車をパトカーのように改造して届け出なく公道を走った場合、道路運送車両法違反(届け出義務違反)などに問われる可能性があるとしていますが改造申請がされていたかは不明です。
警察官のコスプレは違法か?
警察官のコスプレをしただけで逮捕されることはないようですが「詐欺や恐喝の手段として用いられる可能性がある」ので、軽犯罪法により規制されているようです。
警察パトカーに関する法律
- 認可を受けずに車輌に赤色灯を設置して公道を走ると、道路運送車両法99条の2に違反する可能性が非常に高くなります。
- 認可を受けたとしても、車輌に赤色灯を乗せて公道を走ると、道路運送車両の保安基準42条および各都道府県条例に違反することになります。作動させていなくてもアウトです。また、作動そのものは道路交通法違反となります。
- エンブレムですが、人をだます目的で警察のエンブレムを車体に描く、またはエンブレムを製作すると、刑法166条の公記号偽造罪となります。
- また、車体に「警視庁」とか「○○県警」などと明示して公道を走ると、軽犯罪法1条15号に違反することになります。
偽白バイの動画 コスプレライダー
本物そっくりの白バイに改造してコスプレしています
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