ダイソン、LOWYAの偽サイト注意
21日、インターネットでブランド名などで検索したときに上位に表示されるリスティング広告から偽サイトに誘導して個人情報などを抜き取る被害がでていると消費者庁の担当者が発表しました。
期末セール85%オフなど安すぎる場合は注意
期末セールやバーゲン価格などで激安で表示されていたり、振り込み口座が違う場合など偽サイトの可能性があります。広告などから誘導されたサイトは本当のサイトか注意が必要です
偽サイトの見分け方
リスティング広告とはそのキーワードで検索した時に上位にでてくる広告と書いてある部分です。上記の場合ですと赤枠が広告でその下が公式サイトになっています。見分け方はURLの左端に「鍵マーク」がついていなかったり、「https://~」で始まっていないサイトは通信が暗号化されていません。大手メーカーの場合は暗号化されてないサイトは偽サイトの可能性があります。また一概には言えませんがURLの終わりが「.top」「.xyz」「.bid」など見慣れないものの場合も注意が必要です。
全品が値引きされているなど注意
右側が今回発覚した偽サイト。本物とよく似ているが全品が通常価格より安い、値引きされている、枠がグレーなど、よく見ると相違点がありました。かならず公式HPへ再アクセスして確認するようにしましょう。注文すると、注文内容と関係ないマフラーや財布の偽ブランド品が中国から届くという。注文後に届くメールには日本語が不自然な部分があり「今回のご注文成功でありがたいんです」などと書かれていた。
被害件数350件以上
消費者庁はそれぞれの偽サイトのURLをそれぞれ30ほど確認。この夏から数が増えたとみており、8月に全国の消費生活センターに寄せられた相談はダイソンが147件(昨年1年間で18件)、ロウヤは199件(同4件)と急増した。
決済方法をチェックする
代金の支払い方法として、銀行振込しか選択できず、クレジットカードや代引きがなどの決済方法が選べない場合も気をつけなければなりません。振込口座と会社名が違う場合は要注意です。
支払方法の説明ページでは対応するカード会社が表示されていても、実際の決済画面ではクレジットカード払いに対応していないといったケースも存在するようです。
テレビ朝日ニュース
インターネットを通じた通信販売を利用する際、企業の公式サイトを模倣した偽サイトでトラブルに遭うケースが増えているとして、消費者庁は21日、消費者安全法に基づき家電メーカー大手ダイソンや有名家具メーカーLOWYAなどを模倣した偽サイトを公表した。同庁担当者は「価格が格安だったり、振込先口座の名義がサイト上に表示された企業名と異なったりする場合は偽サイトの可能性が高い」と注意を呼び掛けている。
ブランド名や商品をネットで検索した際、検索結果と一緒に関連した広告が表示される「リスティング広告」で偽サイトに誘導される。
アサヒテレビニュース