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東京証券取引所 取引停止原因は富士通の設定ミス!納入時から5年間気が付かず運用

終日取引停止の原因は人為的システム設定ミス

終日取引停止の原因は人為的システム設定ミス

東京証券取引所によりますと1日朝、株価などの情報を配信するシステムトラブルで終日取引が出来なかった原因が機器が故障した際、代替装置に切り替わらない設定になっていたことを明らかにしました。

 

納入時から5年間未設定

富士通のマニュアルに誤り

調べによると納入時から5年間、自動で切り替わるシステムはオフになったままになっており、富士通側でマニュアルに誤りがあったことがわかりました。

2015年9月のシステムの仕様変更を勘違い

機器を製造した米メーカーが2015年にシステムの変更をおこなっており、変更前までは「オフ」でも15秒後に予備に切り替わる仕組みだったため富士通側は変更を把握せず、「オフ」にしたまま東証に納入していました。マニュアルにも反映させなかったため5年間自動切換えの装置は作動しない設定になっていたようです。東証では気が付かず5年間そのまま運用していたようです

システム再起動で復旧可能な状態

システムを再起動すれば取引を開始することができたようですが、証券会社から事前に受け付けた注文データが取り消されてしまい混乱が生じるとして、東証は終日の売買停止を決めたとしています

tadatabilife.hatenablog.com

本来は自動で切り替わるシステム

本来故障した場合は自動でバックアップシステムに切り替わるはずでしたが自動で切り替わらなかったため取引を停止しました。予備システムはセカンダリーとプライマリーで各二つずつが存在していて今回切り替えが自動で行われなかったのは自動で切り替わる設定になっていなかったという富士通側の人為的な設定ミスが原因でした。

 

 

システムは富士通が開発

東京証券取引所の株式売買の基幹システム「アローヘッド」は富士通が設計・開発したもので、2010年に稼働を開始し、19年11月に新システムに刷新しています。

富士通アローヘッド

2019年11月5日バージョンアップへ

株式会社東京証券取引所(以下、東証)は、富士通株式会社(以下、富士通)の最新の技術を活用し、株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」を4年ぶりに全面刷新して、機能強化と性能改善を図り、2019年11月5日から運用を開始していました。

pr.fujitsu.com

「arrowhead」は、高性能・高信頼

「arrowhead」は、高性能・高信頼を実現した世界トップレベルの株式売買システムで、様々な最先端技術を結集して、2010年から約10年間、安定的に稼働している大規模ミッションクリティカルシステムです。