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第6回プリンセス駅伝結果 岡田佳子選手転倒で京セラまさかの1区で棄権 動画 

第6回プリンセス駅伝2020結果

第6回プリンセス駅伝2020結果

18日に福岡で行われた全日本実業団女子駅伝予選会(プリンセス駅伝)で京セラの1区の岡田佳子(おかだかこ)選手は中継所まで残り50メートル付近で突如倒れ込みました。2区の兼友良夏選手の姿をがはっきりと見える距離でそのまま立ち上がれず、無念の棄権となりました。その後、現場の医療スタッフの判断で救急車で宗像市内の病院に搬送されました。

突然意識が朦朧とし転倒し少し痙攣をおこしているのが50m先の中継所からも確認できました。岡田選手はレース前に「実業団として初めての駅伝となるので、大学の時とはまた違った雰囲気を味わいながら精一杯頑張ります。」とコメントしていました

京セラ 岡田選手プロフィール

選手の体に触れた時点で失格

駅伝のルールとしてよく実況中継で聞く言葉が「選手の体に触れた時点で失格になってしまうため」といわれていますが緊急時はこのルールは見直した方が良いとおもわれます。岡田選手転倒後、白バイも追従していましたがすぐに助けに入る様子もありませんでした。中継所にいた係員がその後駆け寄りましたが、もがき苦しんでいる様子をしばらくみているだけで手を触れることはありませんでした。

転倒から救出までの時間(スタートからの時間)

岡田選手が道路に倒れた時間:23分52秒

スタッフが保護した時間:24分55秒

救出までに掛かった時間:1分3秒でした

その後係員が保護し現場の医療スタッフの判断で救急車で宗像市内の病院に搬送

原因は脱水症状のようです。

※17時現在:容態は回復しチームに戻ったそうです。ひとまず安心しました

 

京セラ岡田佳子選手に応援メッセージを送る

 

心配そうに見守る2区の兼友良夏選手

心配そうに見守る2区の兼友良夏選手

2区の兼友選手が「かこさーん」「かこさーん」と大声で呼びかけているのが動画でもご覧いただけたかと思います。 50m手前で倒れている選手をどんな気持ちで待っていたのか、想像しただけでも心が痛みます。この後、岡田選手は保護され2区の兼友良夏選手は繰り上げスタートとなりました。この時点でタスキは途絶え、5年連続30回目のクイーンズ駅伝(全日本実業団女子駅伝)への出場は果たせませんでした。

繰り上げのスタートを待つ2区の兼友良夏選手

繰り上げのスタートを待つ2区の兼友良夏選手

 主催者側の対応に対するコメント

主催の日本実業団陸上競技連合は選手の安全を第一に考え昨年度から、レース中に選手が故障などで「走行不能」となった場合、本人が競技続行を希望しても審判が止める規定を明文化していました。今回の京セラのケースでは、第1中継所の担当の審判から連絡を受けた審判長がチームに確認する前に、すぐに棄権と判断したようです。

監督判断の前に審判長が棄権と判断

同連合は「チームに連絡すれば、その分判断が遅れる可能性がある。教訓を生かせた」と説明。京セラの古瀬麻美監督代理も「付き添いの選手に棄権と伝えたが、その前に大会側が判断して救急車を呼んでくれた」と感謝していたそうです。

動画掲載のお詫び

一部報道と実際の現場での対応が大きくことなっていたため、岡田佳子選手の転倒から救護がされるまでの現場の様子を掲載させていただきましたが、関係者の方から削除の依頼があり、掲載をとりやめさせていただきました。関係者の皆様には深くお詫び申し上げます。

京セラ選手のレース後のコメント

選手コメント
2区 兼友 良夏選手
いつも応援、ありがとうございます。今回はアクシデントがあり、悔しい結果となりましたが、次に向けて頑張りたいと思います!これからも応援よろしくお願いします!

3区 松田 杏奈選手(主将)
アクシデントがあり、襷を繋ぐ事ができず、途中棄権となり、悔しく、申し訳ない結果となってしまいました。繰り上げスタートは、前のチームとは3分程の差で、目視できない位置からのスタートでしたが、全員諦めることなく、最後まで走り切りました。個人としては前のチームにできるだけ追いついて、見える位置で次の走者に渡そうと思い走りました。タイムも区間順位も納得いくものではありませんでしたが気持ちを切らさずに走り切れたのは、日ごろから応援して下さっている方々のサポートのおかげです。本当にありがとうございました。

4区 中島 愛華選手
いつも温かい応援、本当にありがとうございます。今回の駅伝では初めて4区を走らせていただきました。チームも個人も悔しい結果に終わってしまいましたが、来年、さらに強くなって、この駅伝でリベンジでしたいと思いました。これからも応援、よろしくお願いします!

5区 足立 由真選手
結果は悔しいですが、何が起こるか分からない、駅伝の怖さを痛感しました。襷が途切れたと聞いたときは、動揺しましたが、自分の役割は何も変わらないと冷静に気持ちを切り替え、とにかく記録に挑戦しようと前向きに走れました。実際、走って自信になったこと、収穫はあったので、さらに高みを目指していきたいし、今回の結果をバネにチームとしても個人としても立て直し、また、頑張りたいと思います。

6区 中原 海鈴選手
いつも応援ありがとうございます。今回は無観客の中での駅伝となり、改めて、皆様の声援が私たちが走るためにどれだけのエネルギーになっていたのかということが分かりました。クイーンズ駅伝へ行くことはできませんでしたが、今回の結果を糧にチームとしては来年の駅伝に向け、精進していきます。走りで皆様に元気や感動をお届けできるように頑張ります。これからも応援よろしくお願いいたします!

 

第6回プリンセス駅伝2020結果

18日◇福岡・宗像市~福津市~宗像市(6区間42・195キロ)

1位積水化学
2位ヤマダホールディングス
3位大塚製薬
4位九電工
5位資生堂
6位エディオン
7位日立
8位ルートインホテルズ
9位シスメックス
10位ユニバーサル
11位肥後銀行
12位スターツ
13位鹿児島銀行
14位ホクレン

 

 積水化学が2:17:03で1着でゴールしました。

14位までが全日本実業団女子駅伝に出場が決定しました

15位以下の順位

15位 第一生命グループ

16位 ニトリ

17位 岩谷産業

18位 しまむら

19位 ユニクロ

20位 TOTO

21位 十八親和銀行

22位 キヤノン

23位 宮崎銀行

24位 小島プレス

25位 愛媛銀行

26位 埼玉医科大グループ

27位 メモリード

 ※棄権 京セラ

11月22日クイーンズ駅伝出場チーム

11月22日クイーンズ駅伝出場チーム

クイーズ駅伝 シード8チーム

  • JR日本郵政グループ
  • ダイハツ
  • パナソニック
  • 天満屋
  • ワコール
  • 三井住友海上
  • デンソー
  • 豊田自動織機

※2019年大会上位8チーム  twitter.com