りそな銀行東京本社で1万4千人分の顧客データーの入った光磁気ディスクが行方不明になっていることがわかった。データーは1万4561人の個人の顧客の氏名と、去年12月時点の住所と郵便番号が記録されていたようです。
紛失理由は不明
銀行では誤って廃棄した可能性が高いとしていますが、社員による持ち出しの可能性もゼロではありません。銀行側はディスクにパスワードがあるため、安全としていますが、社員による持ち出しの場合全く意味はありません。現時点では顧客情報が不正に使われたという連絡が入っていないとのことですが、住所、名前が解るだけでも、悪用される可能性は非常に高く、危機管理の甘さい企業であることが読み取れます。社内での紛失の為、警察へは届は出していない可能性もあります。
りそな銀行の過去の不祥事
2015年、東京の中目黒店にジャニーズ事務所所属のタレントが訪れた際に提示した免許書のコピーを同支店のパート従業員が自宅に持ち帰り、そのことを娘がTwitter でツイートしたことにより発覚しています。また、以前にも別の芸能人の免許証の写真のコピーを持ち帰ったこともツイートています。
二度と発生しないよう、再発防止に全力を
りそな銀行はこの事実を受け、「金融機関としてあってはならないことであり、今回の事態を厳粛に受け止め、今後かかることが二度と発生しないよう、再発防止に全力を挙げて取り組んでまいります」と謝罪しています。
「ドコモ口座」でも不正引き出しが発覚
全国の地方銀行などでNTTドコモの電子決済サービス「ドコモ口座」を使った預金の不正引き出しが相次いだ問題で、2019年5月にりそな銀行で同様の被害が起きていたことが分かっています。このように個人の情報を紛失したり漏洩した場合、悪用される可能性は非常に高くなっています
住宅ローン不正持ち込み事案の発生について
2020年9月18日
株式会社 関西みらいフィナンシャルグループ
株式会社 関西みらい銀行
この度、関西みらい銀行 和歌山支店におきまして、下記のとおり特定の住宅販売会社から長期間にわたり住宅ローンの不正な持ち込みが行われていたことが判明いたしました。また、この不正な持ち込みに際し、当社従業員が不正の一部を知りながら取り扱いをしていたことが判明いたしました
りそなは社員からみの事件が
多く発生しています
上記の件からも社員による不正は日常行われている可能性が高い企業です。
利用者の方は充分ご注意ください